『星の祈り』

              詩:成田雅嗣


ねぇ今 何を言えばいい
怖がっている貴方にどんな言葉を言えばいい


貴方の勇気になれるなら
この声がかれても叫び続けたい


貴方の必要とする言葉を



僕が1000回祈ったら 貴方は笑顔になれますか
あの頃のような ひまわりの笑顔に
僕は何ができますか
こんなに近くてこんなに遠い
貴方の明日を一緒に創りたい



ねぇ今 何をすればいい
泣いている貴方にどんなことをすればいい


貴方の希望になれるなら
はいつくばっても動きたい


貴方の必要とすることを



僕が10000回祈ったら 貴方は笑顔になれますか
あの時のような 太陽の笑顔に
僕に何かできますか
こんなに近くてこんなに遠い
貴方の未来を一緒に創りたい



星の数だけ祈ったら 貴方は笑顔になれますか
いつものような 太陽の笑顔に
一緒に歩かせてくれませんか
こんなに近くてこんなに遠い
貴方の未来を一緒に歩きたい


貴方と未来を一緒に歩きたい



灯りを消して毛布にくるまることしかできない
無力な自分が
ただ悔しくて
ただ悔しくて


ご飯と水と住む家と

恵まれている自分が
ただ申し訳なくて
ただ申し訳なくて



支えられるくらい お金も物も僕にはないけど
せめて心の支えになれませんか



星の数だけ笑ったら 貴方の光になれますか
勇気とよべる灯火に
希望とよべる灯火に
共に生きよう 未来を信じて
共に明日を創りたい

共に未来を創りたい



2011.3.16
成田雅嗣