エリジウム / 格差社会と自己犠牲をテーマに分かりやすく。 | 食う、寝る、あるく

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先週末公開ウムウムコンビの一つ「エリジウム」です(^O^)

大好きなマット・デイモンちゃん主演なのでこれは観ないわけにはいきません。

実は最初見たこの痛々しい姿にちょっと引いちゃったんですが(;^_^A


でもこれを付けて元気に動き回ってるという事が分かったので安心して?観に行ってきました。

実際観てみると、さすがにこれを装着するところは「(/(エ)\)キャー
」って感じでしたが、翌朝には元気に動いてたのでビックリ!!( ̄□ ̄;)

良かったような、ツッコむ気力もなくなったような・・・f^_^;



スペースコロニー「エリジウム」に住む富裕層と、地球に住む貧困層が描かれていますが、根底にあるのは格差社会に対する批判という事になるようです。


最も顕著な例として描かれているのは医療に関してですが、エリジウムに住む富裕層は医療ポッドのおかげでどんな怪我や病気も一瞬で完治してしまい不老不死の幸せな生活を送っている事になってました。

それが本当に幸せな事なのか、死なずにどんどん人口が増えたら食料や居住スペースはどうなるのか、そもそもエリジウムの人達の収入はどうなっているのか等も気になりますが今回は触れられず。。



発端は主人公マックス(マット・デイモン)が放射線を浴びて余命5日と診断された事から始まります。

エリジウムに行って医療ポッドに入れば治す事が出来る為エリジウムを目指します。

面白かったのは、エリジウムの冷酷非情な野心家デラコート長官(ジョディ・フォスター)の陰謀とマックスが絡んだ点だったと思いますが、ジョディ・フォスターのお顔のシワが目立ったのが気になりました。

悪役のクルーガー(シャルト・コプリー)は医療ポッドのおかげで綺麗な顔になったのに(^w^)


「お主も悪よのぅ~」と言いたくなる程でしたが、意外とあっけなく消えてしまったのが何となく肩透かしをくらったように感じてしまいました。

もっとマット・デイモンと戦うのかと思ってたんですが、メインの対戦相手はクルーガーでした。

そのクルーガーは日本刀とか手裏剣的なものを使ったり、最後の決闘シーンでは桜の花が咲いてたり、もしかしてニール・ブロムカンプ監督って日本好きなんでしょうか??

日本好きといえば
ギレルモ・デル・トロ監督ですが、結局パシフィック・リム」3回も観に行ってしまいました(;^_^A

あれは本当に素晴らしく良く出来た作品だと思います


プロダクトデザインやVFXは言うまでも無く、音楽も素晴らしいという事に気付きました♪(・∇・)

閑話休題


今作の
ニール・ブロムカンプ監督はまだ33歳だそうなので、色々ツッコミどころも有りましたが今後も楽しみな方です。

前作「第9地区」同様にこういったテーマの作品という事はやはり監督が南アフリカ出身という事からなんでしょうか?




このエリジウムの光景も綺麗でしたが、マックスが持っていたペンダントや、最後のシーンや、結局エリジウムから見た地球が一番美しく描かれていたような気がします。

SFってこういう視点で地球を見る事が出来るというのも良いところなんだな~、とあらためて感じました。

※オフィシャルサイト


ちなみに・・・

ラストは「えっ!?」という感じだったので、エンドロールの後を期待してたんですが何事も無く明るくなってしまいました・・・(゜-Å) グスン