踏圧
ホイルトラクターでの
レーザーレベラー・ポイント9
ホイルトラクターでのレーザー レベラーのポイントをレポートします。
最終回です。
今回は、踏圧についてレポートします。
機動力、旋回力、牽引力、耐久力、
青馬にセンイチくんが敵う所は無いのですが、
ただ一つ勝っているのが、接地圧の低さ。
これがクローラーの優れた点です。
先日の東北土を考える会の研修講話で村井センセーも仰っておられましたが、
タイヤによる踏圧は真剣に考える必要があります。
土が乾いているときはそうでもないですが、
タイヤで土を踏んだ場合、約20センチのところまで踏圧が掛かってしまいます。
つまり、20センチ以上耕起しないと踏圧の影響を受けてしまうんですね。
踏圧により土が踏み固められてしまうと、
耕盤が出来て作物の根の張りに悪影響を及ぼすし、
透水性、排水性、保水性の悪い圃場になってしまいます。
となるとクローラーなのですが、フルクロだと機動力、旋回力が劣ります。
やはり究極は、四輪クローラーになるのでしょう。
4つの面が地面を追従するので、
フルクロに比べて牽引力あります。
ホイルの機動力もあります。
いいとこどりの四輪クローラーですが、欠点があります。
それはお値段がお高いことですね・・・。
ホイルもクローラーもそれぞれ長所があり、また欠点もあります。
それぞれの短所を補いながら作業進めて行きましょう。
完。