圃場断面のイメージは | ★プロフェッショナルFarmman・こうへいのブログ★

圃場断面のイメージは

レーザーレベラーのポイント11。


NO.10で仕上げレベラー が終わったら、


ほんとに平になってるの?


となるのですが、


平らになってる条件としては、


仕上げ状態での受光機目盛りが、15cmの場合、


この状態でどこを走っても、


ポールが垂直


トップリンク長穴真ん中


ディスプレイの緑ランプ
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この3点セットが揃っていれば、均平ということになります。


図で表すとこんな感じですね。



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こうなると、圃場の表面にきれいな斜めのしま模様がついてきます。


土が細土されて、表面の鎮圧が効いている証拠です。


大きな塊がある場合は、今ひとつ


●細土不足


●鎮圧不足


なので、均平板をあと1~2cm下げてもう一回走りましょう。


そのとき、土が掛かってくるはずですが、


圃場の低めになってるところは、プラウの口開け部分と畦際部分です。


この部分目掛けて余った土を入れるように走っていけば、


均平版の土は無くなっていきます。



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「土が余るんだよな---?」


そんなことはありません。もともとそこにあった土です。


しっかり鎮圧してもとに戻しましょう。



圃場断面図究極のイメージは、こんな感じに仕上げます。



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極端な例ですが、お山型に圃場断面を仕上げると、


水回りよく、水はけよい圃場が出来上がります。


逆に水はけがよすぎる圃場は、お盆型に仕上げると、


水持ちよい圃場になりますね。





1~2cmの差を使って、高性能な圃場をつくれるのが、


レーザーレベラーの魅力です。


自分の圃場、作物に合わせて、


高性能な圃場断面図に仕上げましょう!!



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