畦際の整地2 | ★プロフェッショナルFarmman・こうへいのブログ★

畦際の整地2

レーザーレベラーのポイントNO.8


NO.7にて、畦際を、トラクターにて踏みました。


これで、ふんわりしている土の表面が、


グッと締まりましたね。


時間が無くても必ず行なってくださいね!


いよいよ、畦際の整地に入ります。




受光機を下げて、レベラーの排土板を上げ、粗整地の状態にします。


圃場内が仕上がったままの設定で畦際を行なうと、土が掛かり過ぎます。


必ず、徐々に排土板を下げていくようにします。



全体の流れは、下図のような感じです。


畦際には、2ボトム分の山が、


ピンクの部分に、内部で余った土の山が出来ているはずです。


これは、プラウの溝に入るべき土です。


1山ずつ、内から外へ仕上げていきます。


ピンクの山は、旋回するとき少しずつレベラーで引っ掛けて崩していきます。




プロフェッショナルFarmman・こうへいのブログ


①の方向に回ったら、次は②の方向へ回りながら整地をしていきます。


このときのポイント。


畦際の土が溜まってきたら、圃場内へ逃げる。


プラウの溝部分は低くなっているので、そこに土を入れながら走る。


細土されてくると、土にきれいなしま模様がついてきます。



畦際は、下図のような感じに整地してください。


畦際に土を盛り上げすぎると、


レベラーで除去するのが非常に困難です。



プロフェッショナルFarmman・こうへいのブログ

徐々に畦際まで整地が出来てくると、


あんなに盛り上げてあった土が無くなっていきます。


っていうか、もともとそこにあった土ですけどね。


このとき、受光機の目盛りが、内部と同じ(今回は15cm)になっていれば、


畦際の整地もほぼ完了。


あとは、1~2cm排土板を上げるか、下げるかの世界になっていきます。




といっても、排土板には土が掛かってくるはず。


ここで土が無いようだと、


完全に鎮圧・細土不足。




この時点で、プラウの溝、畦際は決まっているように見えて、


実際の高低差は、下図のような状態になってるはず。


プロフェッショナルFarmman・こうへいのブログ
プラウの始まり部分と、プラウ最後の溝、


茶色の部分が、若干低くなっているはずですね。


ここに入れる土がないと駄目なのです。




畦際の整地を続けていると、排土板に一定量の土が掛かってくるようになります。


それを下図のように赤い部分に一定量貯めます。


これが、四つ角部分に入る土になります。


上手な人ほど、四つ角すべて、


きれいな一定量の土山が出来ています。




プロフェッショナルFarmman・こうへいのブログ
こうなると、いよいよ畦際最終工程です。


NO.9へ。