今治のホテルから出発。長くいた四国ともさよなら。
しまなみ海道へ行くまでに10kmくらい。それまでに、コンビニでコーンフレーク。ドラッグストアで飲み物を確保。
それにしても、暑い…
来る時は来島大橋が最後だったけど、戻る時は最初。いきなりキツイ坂だ。
苦しいわー。
でも、必死こいて登ったら、晴天の瀬戸内海が!!
空が青くて、海も青くて、僕も青くて、
って、ブルーマンか!?
青いギャグは置いといて、空を走るような来島大橋を渡る。
大島にある村上水軍博物館を見に行く。
行の時は天気も悪かったし、観光パワーが落ちてたからね。
トボトボ走って博物館到着。
村上水軍の舟
館内
村上水軍は歴史の表舞台には出てこないけど、瀬戸内海を中心に西日本の流通経済を掌握していた海賊。
村上水軍の通行許可書がないと瀬戸内海を安心して行き来することはできなかったとか。
武力も強く、海上では敵なしで、戦国時代の大名はこぞって味方に引き入れようとしたようです。
ただ、豊臣秀吉が天下を取り、海賊禁止令が発布され、村上水軍も瀬戸内海を追われてしまったのが結末。
その後は毛利氏の家来になったとのことです。
謎めいた所もあって、ロマンがあるなー。
ぜひ、しまなみ海道を走った際は行ってみてください。
伯方島はすっ飛ばして、
大三島へ。
道の駅で昼飯を食べてから、
大山祇神社(おおやまずみ)に向かう。
これが少し寄り道で峠を越えて行く。
暑くてキツイわー。
まあ、10kmもないからね。
神社に着いてお詣り。
歴史を感じる社。
境内には樹齢千年の大木がある。
無事に四国を回ったことに感謝。
来た道を戻り、多々羅大橋を渡る。
来る時もやったけど、多々羅大橋の真ん中にある多々羅鳴き龍を叩く。
天龍寺に鳴き龍がある。それと同じで叩くと音がこだまする。
そして、ここが広島と愛媛の県境。
多々羅一本〆でぃ!
生口島、因島、向島の30kmの道のりは爆走!
17時には尾道に着きたかったから。
生口島の道の途中にあるひょうたん島はきっちり見ておいたよ。
17時頃に尾道の渡し舟に到着。
あー戻ってきたんだな。
その足で、お世話になった尾道商業会議所へ行く。
最初に来た時に商業会議所来場者数25万人に僕がなった時にお世話になった、平田さんに会いに行く。
金剛杖、菅笠着用でお遍路を終わりましたアピール。
それを見た平田さん、よく戻って来たねーー、と。
僕が訪れた後も、商業会議所に日本一周をしている、自転車の方、ヒッチハイクの方が訪れていたらしい。
あまりにも日本を回っている人が訪れてくれるので、商業会議所では日本一周ネットワークなんかがあれば、楽しいよねって話は四方山話になっているとか。
そうなったら新しい尾道ができて楽しいだろうな、と僕も思う。
尾道商業会議所は10時から18時までで、平田さんが受付におられるのは、月、水、土です。尾道を訪れた時はぜひ寄ってください。
いい旅になることは確かです。
閉館時間が来たので、商業会議所近くの甘味所、「ととあん」へ。
ととあんのご主人からソフトクリームと抹茶のかき氷を頂く!
ソフトクリームはバニラが濃厚で美味しかったし、
かき氷は僕の人生、食べた中で一番美味しかった!
ととあんのご主人曰く、
かき氷は一秒でも速く食べるべし!
これが極意だよ。こおりがフワフワで美味しいんですわ。
商業会議所を閉じた平田さんも合流し、お遍路のことや旅のこと、商業会議所の今後を話す。
旅人が訪れる街になるといいな。
遅くなってしまったので、ととあんのご主人と平田さんとお別れ。
また遊びに来ますね。
その後はラーメン屋で晩飯を食べて、Twitterを開いてみると、ダイレクトメッセージが!
僕がTwitterを始めた最初の頃からの旅友達のポニョ介さんから、帰省して尾道にいるので会いませんか?と。
ポニョ介さんとはお会いした事がなく、旅に出る前にお会いしておきたかったなー、と残念に思っていたので、すごくうれしかった。
ラーメン屋の場所を伝え、ポニョ介さんがいらっしゃった。
ネットでコミュニケーションしていると、凄さ感じるのは
現実に初めてお会いする人でも、壁を感じる事なく、話ができる事!
旅の話、自転車の話などを大いにして、盛り上がる!!
気付けば夜の12時を回ってしまっていた。
名残惜しいけど、お互いに明日もあるのでお開き。また飲みましょうね!
僕は前回の尾道野宿で蚊と格闘した所に懲りずにテントを張る。
今回は蚊の侵入はなく眠れた。
尾道でもいろんな方と出会えたよ。
今後の人生で何度か来ることになる気がしているよ、尾道。