ラーメン二郎 千葉店 2 | 主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎の記録

主にラーメン二郎を食べた記録として駄文を書き散らかしていて自分自身のライフログ的な位置付けです。

※アイコンは人生初の二郎を食べたラーメン二郎吉祥寺店の成れの果ての生郎(既に閉店)

ラーメン二郎千葉店に行きました。


2020年12月の土曜日のことです。




2020年6月にオープンした千葉店に半年ぶり2回目の訪問です。


自宅からも職場からも千葉店は割と遠くて、1回しか訪問出来ないまま2020年も終わろうとしていたので、暮れのご挨拶ではありませんが、年内にもう1回訪問しようと思い立ったワケです。


JR千葉駅まで辿り着きましたが、この大きなターミナル駅も二郎に行く以外で降りたことが無かったので、駅構内を物珍しくキョロキョロしながら改札に向かいました。




駅構内の柱には千葉県の名産がマンガ絵で紹介されていて興味深くふむふむとしばらく眺めていましたが、このままここにいると二郎の開店時間に間に合わなくなりそうだったので、パチリと写真におさめて後でじっくり見ることに。


改札をくぐって左右の足を交互に前に繰り出すペースを少々早めて15分程度広い道をせっせと歩き、お店の近くまでやってきました。




この写真のお店は二郎の手前にあるアイドルカフェで、たまたま通りを挟んだコンビニで買い物をしてきたらしい高校っぽい制服を着た若い女性従業員さんがカーテンの下りた店内へ入って行っていくのを発見。


ちょっと高校の制服がその女性の見た目の年齢的にマッチしていない印象を受けましたが、大人っぽい方なのかも知れないし、まぁそういうモノなのでしょう。


そして店前を通り過ぎ時に中からレッスン的な事をしているような音が開いたドアから漏れていました。



さてさて、このまま書いて行くと話が思いっきり脱線しそうですが、ラーメン二郎千葉店に到着。


行列の最後尾についてから10分ぐらいで開店時間を迎え、行列の先頭から店内に人が吸い込まれて行って、ゾロゾロと列が進んで行きました。




20人くらい店内と店頭に移動して、上の写真の位置で止まりました。割と進んだなぁ。




千葉店はカウンターが12席程度であって、中待ち用の丸椅子が数人分、券売機横にも1名待てるようになっています。


そして店頭に2名、それ以降は歩道を挟んだ逆側に1列になって並ぶ感じです。




やがてファーストロットの人が食べ終わって出て来たくらいで僕も店頭待ちに昇格。


アルコールスプレーで手指を消毒してから店内へ入ります。




聞くところによるとこの千葉店の券売機は、過去に店主さんの出身店舗である西台駅前店で使われていた券売機なんだそうな。


何だかそう聞くととても気になって来たので、自分の過去の西台駅前店の訪問記録の写真を見に行きました。




上の写真は2014年の西台駅前店(高架下)の券売機ですが、味噌ラーメンⅢがとても懐かしい。




再び現在の千葉店の券売機。確かに見比べてみると千葉店の券売機は西台駅前店のオープンしたての店舗で使われていたモノを再利用しているようです。


今の券売機の右上のミニの食券に貼ってある「麺半分・豚半分」の案内まで再利用していることが分かりました。


さて、三田本店から店主さんが進んで譲り受けたという中待ちの丸椅子での待ち時間が少しあって、やがて空いたカウンター席に水を汲んでから移動。




ちょうど男前の店主さんの目の前のカウンター席。


挨拶をして「最近どこの二郎に行ってますか?」なんて質問を受けたりして、2〜3会話をしつつラーメンを待っていると、やがて麺が茹で上がってトッピングを聞かれた後に僕のラーメンが配膳されました。




小ラーメン(麺少なめ)700円+ニンニク少しです。


前も書きましたが最近オープンしたお店なのに小ラーメンを700円という値段設定にしているのに改めて驚きます(前橋千代田町店もしかり)。


今日現在の二郎全店の小ラーメンの標準価格って750円くらいだと思うし、例え800円オーバーだとしても内容から考えたら破格のラーメンだと思っています。二郎ってスゴい。




横から見ると野菜はノーコールですがこんもりと盛ってくれています。


またその野菜の茹で加減はクタクタ系統で、シャキシャキ野菜よりも密度も重さもあるので嬉しい限り。




ニンニクは刻みの粒がまちまちなのが「少し」のコールでこのくらい。


粒が一定の細かい刻みニンニクよりも、こんな感じの粗いタイプの方が個人的に気に行っているし盛付け量も妥当で嬉しい。




スープは液体油が浮いて背脂は割と少なめの非乳化寄りのコクのあるソレで、例えるのならば午前中の三田本店で巡り合う事の多いイメージのモノで。


そして野菜に隠れていましたが、その存在感を隠しきれていなかった豚を引っ張り出してみました。




とても分厚くカットされたバラ肉と端の部分で迫力満点。


柔らかさと肉肉しさとが同居したボリュームたっぷりの豚は店主さんが調理中に「バラ肉(の二郎)は最近行ってませんか?」と聞いてくれたので、意識して僕の丼に入れてくれたのだと思うことにします。


そういう風に例え勘違いでも感謝の思いを忘れずに持って生きて行く方が人生きっと幸せです。




そして天地返しを。




少なめとリクエストした平打ちのオーション麺は前回訪問時よりも幅も厚みも一回りコンパクトになった気がして、グミっとした食感がとても良いんです。


もうこのラーメンを構成する1つ1つのパーツ全てに三田本店リスペクトを感じまくり、実に素晴らしい1杯になっていて、感動に似た思いを抱きながらひたすら麺をズバズバ啜って行きました。


麺もスープも豚も野菜もどれもとても旨かったので、固形物を完食した後もレンゲを持った左手はスープを口に運び続けています。


この左手の動きを止めるのにまぁまぁの気力が必要で、やっとの思いで丼と口を往復する手を止めたのでした。


丼とコップをカウンター上部に片付けつつ、店主さんに「三田本店リスペクトを随所に感じる旨いラーメンでした」と感想を伝えると、店主さん爽やかで男前な笑顔を浮かべて「ありがとうございました」と応えてくれました。


スゴく満足して食べ終わった僕は店主さんと男性助手さんに再度お礼を言って退店。


あぁ、こんなに訪問間隔空けちゃいけないな。なんて感想を抱きつつ千葉駅まで歩いて戻るのですが、それでもやっぱり自宅から千葉駅は遠いし時間かかるなぁ。と心の中で思いました。


こんな旨いラーメンを提供してくれる二郎の店舗が近所にある方がとても羨ましいし、スゴく勝手な事を言うと、千葉駅から都内の東京駅くらいまで移転してきてくれないかな。なんて全く現実的では無い事を思ったり。


そんなこんなで再びJR千葉駅構内です。




松戸のつけ麺の名店「富田」が駅ナカにありました。


富田は東京駅丸の内至近のKITTEにもお店があるし、系列の二郎インスパイアの雷は東京駅構内のグランスタにも出店してるし、今、1番勢いのあるラーメン店なのかも知れませんが、恥ずかしながら僕は1回も食べた事がないんです。


この超有名店のつけ麺やラーメンをこの先食べる事はあるのかな・・・。なんて思いつつ西に向かう電車に乗り込んだのでした。