奈良県古民家再生協会ブログ

奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会

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解体予定の蔵の天井です。

きれいな丸太が使われています。

解体する場合は、原則としてリサイクルに回すことになります。

チップやペレットストーブ燃料などに加工されるらしいです。

再利用(リユース)するという考え方はまだありません。

しかし、実際には使われることは時々あります。

古材というもの人気が出てきているのかもしれません。

店舗などに行くと黒く光った材料を使って建てられたものも多く

みられます。

今回は、解体後離れを新築するので古材を使わせてもらうこと

になりました。

これは施主さんからの希望です。

新築の家に古材はいらないという人もいます。

思い入れやもったいないという気持ちがないと使うことはありません。

この古材ですがなんでも使えるというわけではありません。

材料として使える状態にあるか、次に建てる家のどこに使えるか、

などを検討しなければなりません。

 

梁という材料は下から見上げるときれいな状態に見えますが反対側

見えないほう、外部側が傷んでいることが多いです。

外壁や屋根に近いほど傷みやすいです。

仮に傷んでいても反対側からは分りません。

室内側から見るときれいなのに、屋根や外壁をはがしてみるとスカスカ

になっていることもあります。

今回は屋根を取り払っても良好な状態です。

古材のいいところは、今ではあまり採れないような大きな長い木材が多い

ということです。

そしてなるべくその状態で採れることが条件になります。

柱は、足元が普及していることが多いのであまり再利用されません。

長さが足りないからです。

レッカーで釣り上げます。

今回は叩き上げてホゾを抜くことができましたが、梁材が捻じれていると

抜くことができずに柱の際で切断することが多いです。

梁を外した後の束のホゾですが、昔のことですからかなり長く造って

あります。

丸太の梁を貫通するようにしています。

今は、金物に頼ることが多くなってこのように長いほぞを造ることは

あまりありません。

昔はこれが普通でした。

木と木の接合で粘り強くするためです。

レッカーで吊上げたところです。

取り出した梁材を集めてどれをどこに使うかを検討します。

全てが使えるとは限りません。

材料の断面寸法、長さなどを検討しながら決めます。

 

このような古材は、なるべく化粧梁として使いたいものですが、

構造計算による梁成の制限などがあってどれでもというわけ

にはいきません。

とくに曲がっている材料は面白いのですが、構造の一部として

使うことは難しいです。

意匠的な使い方になることが多いです。

 

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