アトピーの二次災害(合併症)です。







今セン曰く、汁が出た時点で、黄色ブドウ球菌のすみかが出来てる証拠だそうです。なので、ひらめき電球汁が出て来たらすぐ対処ひらめき電球これが大切です。



私は汁が出ないタイプなので、汁が出る方に対処法など、詳しく話を聞きながら作成しました。











汁が出たのをデトックスだと思って放置してたら怖いので注意してくださいね!!







まず、感染症といっても、細菌、ウイルス、真菌の三種類があります。







今回は1番メジャーな細菌感染を書きます。











細菌による感染症は大きく分けて








1黄色ブドウ球菌



2溶連菌(連鎖球菌)








があります。















星症状







1黄色ブドウ球菌







顕微鏡で見たブドウ球菌☟






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汁が出た時点でこいつがいるかも、と思ってくださいね。







汁を適切に止めた時の症状☟



(抗生剤+乾燥により対処)



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で、黄色ブドウ球菌に皮膚を乗っ取られると、こんな感じで、赤いブツブツが出来、膿が上に溜まります。


ひっかくことで広まります。いわゆる、とびひ状態です。発熱は伴いません。




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ここで菌に合った抗生剤を飲み、サッと菌の死滅に成功すれば終わりですが、長引くと抗生剤に耐性を持ちパワーアップしMRSA(薬剤耐性を獲得した黄色ブドウ球菌)に変身してしまいます。







MRSAが検出された患者の写真☟



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こうなると抗生剤でもなかなか対処出来ず、難治性となります。







さらに、黄色ブドウ球菌の毒素が血流に侵入してしまうと、発熱を伴い、火傷の様にズルっと皮膚が剥がれてしまいます。






とびひを放置した黄色ブドウ球菌による重症の症状、SSSSです☟




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2溶連菌(連鎖球菌)



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☝鎖型のやつが溶連菌です。







こちらに感染すると、37~39℃の発熱と倦怠感を伴います。







溶連菌に感染した症状☟



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この様に、黄色の浸出液が伴った汚い感じの症状です。


これは発症すると時間単位であっという間に広がります。


発覚した時点で、即病院に行ってください。












さらに怖いのが、溶連菌による感染が最も重症化すると、壊死性筋膜炎といって、一時間に数cmもの速さで壊死が進行する、一般に人食いバクテリア感染症と呼ばれることのある疾患に侵される場合もあります。高熱、全身状態の不良、局所の腫脹・疼痛が主症状。死亡率は30%以上と高いものです。



















ちなみに1黄色ブドウ球菌と、2溶連菌どちらも合併して起こることもある。







黄色ブドウ球菌×溶連菌の症状☟






photo:09

























星対処法







汁が出たらすぐに病院に行くのが一番です。普通の皮膚科でオッケーです。







感染症には、ステロイド塗ると悪化するので、ステロイドは出されませんから安心して下さい。(下記に追記あり)



ただ、炎症を抑えるため弱いステロイドを入れられる場合があるので、念のため嫌なら「ステロイドは入れないで欲しい」と伝えるといいと思います。





抗生剤にはたくさんの種類がありますから、菌に合った抗生剤を処方してもらうのがいいです。







「血液検査で菌の特定をして欲しい」と伝えると良いと思います。


そうすれば抗生剤をある程度絞り込むことが出来ます。


パワーアップしないよう、菌をサッと殺すのがポイントなので数日飲んでも汁や症状が治らない場合は、すぐに病院に行ってください。


抗生剤をダラダラ使うのは耐性を作らせるので良くないです。





とにかく汁を早く止めることに専念です。







家での対処法としては、







1菌が生きれないように徹底的に皮膚を乾燥させ、菌が生きれなくする(ジュクジュクしてないと生きれない)風呂も入らない。



そうした写真がさっきも載せたこちら☟




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2シャワーをして、物理的に皮膚の表面の菌を減らす。ただし、何度も洗ったり、石鹸を使うのは皮膚の刺激となり逆効果です。)







これは先生方でも意見の別れるとこです。佐藤先生はガーゼ貼って入浴の2だし、私の主治医の今センは徹底的に乾かす1、広島のさち先生も佐藤先生のサイトの講演会Q&Aでも乾かすをとってますね。



ケースバイケースでしょうか。


まあ、どちらも一長一短あるようですね。









とにかく早く汁が止まり感染が拡大しなければいいわけですひらめき電球



星追記1




ひとまず上のやり方で自宅で対処してみて、汁が止まらなかったり、広がるようなら病院にいかれて下さいね(^o^)



あと、細菌感染が酷くなると抗生剤だけでは止めきれなくてステロイド使用される場合もあるそうです。

亜鉛華軟膏を塗ったガーゼにステロイドを塗り密閉させて治すものもあるそうです。(チュビファースト等使用)

いずれにせよ、こちらの要望と医師の提案のすり合わせをしっかり行って下さい。



星追記2






汁が出ている場合は早く止める為に水分制限も大切だそうです。



Nさんの記事より一部引用させていただきました(^∇^)☟



皮膚の状態にもよりますが、症状がよりひどければより容易に皮膚の表面から滲出液が出たり、水分蒸発が起こります。

のどの渇きに従って水をがぶ飲みすると、血管内の水分量が増え血圧が上がり血管からの漏出が増えます。

また、水分を多く取ると血管内の浸透圧が減少し相対的に透過性が亢進します。

※ ただし素人考えで行うと危険だそうなので、(深谷先生のホムペより)必ず医師の元行ってください。



お月様参考



wiki





佐藤先生の講演会のQ&A







遠藤先生の症状別解説







みやけ内科のとびひの説明






感染症の写真たくさん載ってます(^∇^)






皮膚炎症状の詳しい説明サイト