叶

『　それは純粋で綺麗な

祈りにも似た

“願い”　』

先日の3日

一昨日のことですが・・。

私のささやかで

どこか大胆な願いが

叶いました。

ついに願いが叶うぞ！

みたいな興奮とか

万感胸迫るみたいな

感じではなくて。

「あぁ、これってあの日願ったことじゃない？」

みたいな

優しく嬉しいという感じでした。

その願いというのは

「いつかアリーナクラスの会場で

自分の書いたものが歌われる」

というものでした。

しかも

五年以上前にノートの片隅に

メモのように書いた

どこか臆病な願いでもありました。

そのビジョンを強く願い

信じ続ける・・・

そんな果てしないモチベーションを

私が持ち合わせている訳も

ありませんので

そんなことになったらいいなぁ・・

と心のどこかでほんのりと

思っていただけに過ぎません。

「叶う」という文字は良く見ると

「口」という漢字の横に

「十字架」が描かれているんですね。

本来の漢字の成り立ちの意味は

全くの別物でしょうが。

臆病で大胆な願いは

あの時

どこか祈るような気持ちで

口にしていたのかも知れません。

そのおかげ様で

HIMEKAによって

横浜アリーナで

『明日へのキズナ』が

歌われる事になりました。

その場に居合わせた私は

願いが叶う瞬間に

立ち会う事が出来ました。

ペンライトの光の帯

一万人以上の方が揺らす空間の中

静かな感動に包まれていました。

それは

はしゃぐようなものじゃなく

叫ぶようなものでもなかったけど

ジワジワと染み入るような

奥行きのある

静かで優しい感動でした。

あの時の全てを

「ありがとう」という想いで

くるんと包んでしまいたいような

温かな真実でした。