女王の教室第九回 | 私でもいいですか?

女王の教室第九回

先週、二十四時間テレビのためお休み、二週間ぶりの放映。

未だに、提供のコールはなしですか・・・・

和美ちゃんやひかるちゃんの努力で、一つにまとまったクラス。
しかし、さらに真矢の魔の手が伸びてくる。

それは子供たちの弱みを握り、三者面談に臨むこと。親に刃向かわせないことで、真矢の思い通りに進められる。

しかし、よくいろんな情報を集めてくるよね。

三者面談は始まった・・・・

一番手は和美ちゃん。母は私立を希望するが、和美ちゃんは公立で良いという。
「今までは、幸せな結婚をすることが夢だった。」
「でも、ママ見てたら、なんかいやになった。」
きつーーい、和美ちゃんの一言。私だったら、こんなこと言われたらどうするだろう・・・だんだん生意気になってくるし。

真矢は和美がまだ子供で、親無しでは生きていけないことなどをあげ、自分の意思を通すなら、
「家を出て自立するか、ご両親を説得して、自分の考えを理解してもらうしかないの。」
ちょっと極論過ぎるけど、真矢の言うことにも一利あるね。でも、小学六年生に言うセリフでもないような気もする。

真矢は言う
「あなたはまだ親に偉そうに言う資格はないのよ。」
確かにそうだけど、子供の意思を尊重することも大事だよね。
進路選択は難しい、親としては子供のことを思って言っているし、子供の言葉にも耳を傾けることも大事だし。

私ならどうするのかな?って、普通に考えたら、私立行かせたいと思う。

真矢は親と子供との対立構造を作り、結局は親に逆らえないように仕向けていく。必然的に、和美ちゃんに火の粉が降りかかる。

他の親からの抗議。全ては和美ちゃんが悪者扱い。

親は真矢の策略に完全にはまっている。

でも、これまでと違っているのは、子供たちの気持ち。みんな和美ちゃんのせいにしない。

真矢は完全に親の掌握に成功するけど、子供たちに・・・
「いいかげん、目覚めなさい。あなた達の夢や希望を理解して、好きなようにさせてくれる親なんて、この世にいないんだから。親なんて、所詮いつまでも子供を自分の言いなりにさせたいだけなの。そのためにおもちゃを買い与えたり、綺麗な衣装を着せたり、あなた達のご機嫌を取ってるだけ。それが、あなた達の成長を一番妨げているとも知らずにね。」

正論ですね。もしかしたら真矢の真意って・・・・


ひかるちゃんの三者面談・・・・
私も前から言ってますけど、私立に行く気はありません。私立に受かって、良い大学出て、良い会社入って、幸せになれるとは限らない。とにかく、私は二人の言いなりにはなりませんから。」

ひかるちゃん、もう大人だよ。そこまで言える小学生なんていないよ。と言うか、そこまで言わせるのは家庭環境が原因だろうね。子供を育てるのは難しい・・・・

和美ちゃん、クラスをまとめたと思ったら、天童先生までなぐさめ、元気づけているよ。なんて、小学生。こんな子がいればクラスは一つにまとまるよ。

あーーーーと、いう間に運動会も修学旅行も終わっている。早すぎない?確かに一年分を描かなくてはいけないけれど・・・

ここまで来ても、親と冷戦中の子供たち。でも、しっかりとまだまとまっている。
しかし、このままではいけないとある生徒が・・・
「僕、思ったんだけど、インターネットの教育委員会のHPにいって、真矢が問題教師だって事を書き込んだらどうかな?」
みんなが賛成しかけた時に、和美ちゃんがまたしても、
えーっ、なんかいやだな。よく解んないけど、卑怯っていうか、そんなことしても問題の解決にならないような気がして。」

和美ちゃん、やっぱり大人だね。ここまでがんばってこれたのがわかる。問題の本質をわかっている。

教師をやめる決心をした天童先生に
「教師がダメなら、友達で良いじゃん。私、先生と友達になって、ほんとにうれしかった。しおりちゃんはしおりちゃんでいいじゃん。」

先生まで、元気づけちゃう和美ちゃん。あなたは天使だね。

やられっぱなしの生徒達は反撃に移る。
真矢のパソコンのデータを消すというのだ。これって犯罪にはならないの?
ともかく、この作戦は成功する。しかし、真矢はやはり一枚上手だった。と言うか、大事なデータはバックアップ取っておくもんですよね。

生徒達は作戦の成功を喜ぶが、そこへ真矢がやってくる。何でもお見通しなんですね。恐れ入ります。消したデータはバックアップを取って有るから無駄だって事。
警察や校長に言わない替わりに、授業参観で、自分が間違っていることを認めて、親に謝れと。卒業まで、二度と真矢にも親にも逆らわないと誓えと。そうすればデータは捨てても良いという。

さあ、和美ちゃん、ピンチですよ。あなたの出番ですよ。

和美ちゃんは言う・・・
「ねえ、みんな、きっと逃げちゃいけないんだよ、親から。親って、私たちのこと、何もわかってないと思うじゃん。私たちだって、わかってもらえる努力してないんじゃないかな。そういえば、真矢が言ってた。親に逆らって何かやりたいなら、親を説得するしかないって。」

和美ちゃんの思いは生徒達に伝わり、授業参観で、攻勢に出る。
和美ちゃんは親に思いを込めて自分の気持ちを伝える。
それに釣られて、次々にみんなが気持ちを伝え始める。

このおかげて、親と子供は解りあえることが出来た。
ひかるちゃんもようやくおかあさんとのわだかまりが消える。

これが真矢がやりたかったこと?

しかし、天童先生の父親が真矢のことを知っている。
何を知っているの?何が有ったの?

さらに、一人の女性が真矢の前にはだかる。
教育委員会の女性だ。
彼女は・・
うちのHPに書き込みが有ったんです。阿久津真矢先生がクラスの子に虐待してるって。これが本当なら大問題ですよ。」

形勢逆転!!
真矢、大ピンチ。どう切り抜けるのか?

ネットへ書き込みしたのはあの生徒かな?

さて、どうなるのでしょうか・・・・

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