Paris旅行 09’Février ⑧~1日目⑤~
前回Paris旅行 09’Février ⑦~1日目④~ の続き
橋を渡ってすぐに、1軒のビストロに入りました。
入り口には、ベージュのスーツを着た
客席案内係りのムッシューが立っていましたが、
先に来ていたお客さんとおしゃべりに夢中(笑)
トーク熱が熱いです!
目の前の、バーテンのムッシューが気づいてくれたので何とか席に案内してもらえました。
内装はとても重厚で、歴史を感じる雰囲気。
かなり古びた、創業者と思われる方の写真が壁にかけてあったり、
当時のお店の外観写真がかけてあったり。
フランスにもランチメニューがあります。
“Le plat du jour”(プラッデュジュー)という定食のようなものです。
大体10ユーロ前後で食べれるのでお金のことを気にせずに食べることが出来ます。
どのお店も、日替わりで内容が変わるようです。
この日の“Le plat du jour”は、
牛肉ステーキでした。
焼き加減をミディアムでオーダーしたのに、
結構レアっぽくてちょっと残念。
しかもお肉が結構固くて、もっと残念。
それでも、ソースが美味しかったのとお腹がすいていたのとで
半分は一気に食べれましたよ
このサイドに置かれているフライドポテトが私は大好きで
嬉しくてパクパク食べていたけど
お肉の量も多いし、食べても食べても無くならないポテトに
だんだん嫌気が差して来て、結局ステーキを含めて
3分の1位いは残してしまいました。
そんな私をよそにA子さんは
頑張って食べていましたけど。。
細い体なのに食べても太らない体質?
羨ましい限りです。
そうそう、今思い出したけど
私たちのテーブル係りのムッシューが
とっても感じ悪い人でした。
太っちょでお相撲さんみたいな体系。
初老?といえるくらいの年齢(60歳前後)の方です。
テーブルとテーブルの狭い空間を通り抜けるのが大変なのか、
どこか不機嫌な表情。
メインの前にパンを持ってきたときも、
ポンっとパン籠を置いて
“Huuuuu~!”
とため息をつきつつ、シラーっとした目で私達を一瞥。
初めは、「ああ、この人きっと疲れてるんだ」
と思っていましたが、A子さんは
「あの人、うちらのことそーとーバカにしとる」
って言ってました。
食べてる最中も、
何度も私達のテーブルにやってきては、
「まだ食べ終わらないのか?」
とジェスチャーを交じえて言ってきます。
なんてせっかちな人なんでしょう!
確かに、お店の中はランチタイムで込んできたけど
まだたくさん残ってる私達のお皿を見てわからないんでしょうか?
悔しいから
食べ終わった後も
トイレに交互に行ったりしてダラダラしました。
お会計の時、
チップをどれくらい渡せばいいのか分からなかったけど、
ガイド本には10%くらいってあったので2人でそれくらいを払いました。
すると、おじさんが顔をパッと輝かせたのです!!
どうやら多かったみたい。
一度出したチップを「返して!」なんて言えないのでそのままお店を後にしましたが、
歩きながらA子さんが、
「あのおっさんに、あんなにたくさんチップあげるの納得がいかんね
たくさんあげるなら、昨日のタクシーの運転手さんにあげたかったね」
と悔しそうに話してました。
無知、不慣れって危険ですね。
このあと、私の憧れのマレ地区で文房具めぐりをするのですが、今日はコレまで。
最後に、このビストロで一番優しかったバーテンのおじさんを紹介します。
ピンボケしてるけど、とっても素敵な写真でしょう?
私のお気に入りの1枚です。
Paris旅行 09’Février ⑨~1日目⑥~ へつづく。