長い間、広く信じられている考え方や思想、価値観、
これらをまとめて『パラダイム』といいます。
そして、そのパラダイムが『シフト』すること
『常識の大きな転換』を意味する『パラダイム・シフト』
という言葉があります。
私たちがテーマとしているのは、『健康におけるパラダイム・シフト』
健康を考える上での『常識の大きな転換』。
世間をみていると、以前は、
「美人＝外見がキレイ」
が定番でした。
でも最近はどうだろう？
「美人＝内面からキレイ」
に変わっていますよね？
身体の内面からキレイでなくっちゃ。
そう、世の中の「美人」に対するパラダイムは、「外見」から「内面」にシフトしていったんですねぇ。
最近よく聞くようになったのは、『美は健康の上に成り立つもの』というポイントです。
それならば、『美の基礎となる健康』ってどんなものでしょうね？
そもそも健康は、誰かが作ってくれるの？
お医者さんが作ってくれるもの？
自分が病気になったのは周りの何かのせい？
自分の身体を作ってきた、まさに「自分自身の内側」にこそ、健康の源があるのです☆
私たちは、産まれた時から既に、『すさまじく素晴らしい力』が備わっているのです。
例えば・・・
①自然治癒力（治る力）
小学校で習うよね？笑
②ホメオスタシス、恒常機能（元の良い状態に戻ろうとする力）
人間の身体は常に『健康』というラインを歩こうとしてくれます。
でも、そこからちょっとそれてしまうと、バランスを保とうとして
身体が色んな反応を見せて、バランスを元に戻そうとしてくれるのです。
例えば、皆さんが走ったり何かスポーツをしたりすると、身体はどんな反応をしますか？
体温を一定に保とうとしたり、熱くなった筋肉を冷やそうとして・・・「汗」が出ますよね？
この反応がホメオスタシスの一例です。 逆に汗が当たり前のように出なければ、
体温が上がり過ぎたり、古いものと新しいものの入れ替えがうまいかなくなったり．．．
汗をかくという、あまりにも当たり前な体の反応ですが、
ちょっと見方と変えると、こんなに素晴らしく、生きていく上で欠かせない機能が、
私たちの体には「元から」備わっているのです。
そして③免疫システム。
身体に入ってきたものが敵なのか味方なのかを見分けて、敵ならば適切に処理する。この「処理マニュアル」が身体に正しくできていれば、ウイルスや菌を必要以上に
恐れることは無いはず・・・と私は思うのですが・・・汗
最後に、④デトックス機能。
要らないものは身体の外に常に出し続け、ためこまない、という機能ですね。
これら①～④の『素晴らしい力』が、イネイト・インテリジェンス（内なる力）の働きなのです。
私たちは、みんな最初、１つの細胞でした。
お母さんの卵と、お父さんの精子が「受精卵」という１つの細胞となったのです。
それが、わたし。
１つになったとたん、次は２つに分裂します。
それが４つ、８つ、１６個、３２個、、、とめまぐるしいスピードで分裂して増え続けていくのです。
先日のイベントで、Dr.オブカイロプラクティックの大下あきし先生は、そんな面白い話を展開していました。
そして
最初にできる臓器が何か、知っていますか？
そう、参加者に質問を投げかけていました。
ちなみに、このブログを読んでくださっている皆さんはご存知ですか？
答えは、 、、
そう、人間の身体ができあがる過程において、まず最初にできるのは、心臓でもなく、腸でもなく
『脳と中枢神経』であるということ。
これが、最初。
脳と神経。
私たち人間に元から備わるの身体が、「イネイト・インテリジェンス」を１００％発揮させ、健康を維持するためには、この脳と神経が可能な限り高いレベルで機能しているかどうか、その重要性は強調しても、しすぎることはない！ということなんだ。
こんな風に先生は言っていました。
そして、その脳と神経は、あまりにも大事な臓器であるゆえ、頭蓋骨や脊柱といった固い骨でガッチリ守られているのもそのため、なんだそう。
カイロプラクターの最大の役割は、脊柱や頭蓋骨の状態をアジャストメントによって
改善し、脳と神経が１００％に近く、より良い働きができるようにサポートすること、
深い。
深いわ～。
要は、この①②③④を含んだ『イネイト・インテリジェンス』という人間が持つ素晴らしい力を引き出すことが、カイロプラクティックの役割であるということなんですね。
確かに、私はカイロプラクティックを受ける前よりも、受けはじめてからの方が明らかに健康な身体を手に入れることができています。
生理痛無くなったし、花粉症出なくなったし、風邪を引きにくくなったし、妊娠するための身体作りもできたしなぁ、、、
人間が本来持っている、すさまじく素晴らしい力を可能な限り引き出す。
これを、インサイド・アウトの考え方の一つの柱です。
外から何かを加えることで結果を得ようとする「アウトサイド・イン」、
という価値観が蔓延する今の世の中から、
元々備わっているちからを最大限に尊重することでこそ、
より良い結果を求める「インサイド・アウト」の視点を大切にする社会に向かって、
私たちはパラダイム・シフトしていく必要に迫られていると実感しています☆
