用途に合わせて絵本を選ぶ:ボードブックは読み聞かせには向かない | 英語えほんの森

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英語絵本のエキスパート、家庭料理カノサー(研究家)モラー直子のブログです。
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最近、小さな子ども達用にと、ボードブック、片手に収まるくらいの小さな絵本で、硬い厚紙でできている絵本が増えてきました。

 

 

 

 

 

これらボードブックは、 幼児のファーストブックとして、絵本になれる、ページをめくる楽しさを体験する、文字は左から読むものである、ということを体験するなどなどの意図があります。

 

ボードブックはどちらかというと、自分でページをめくる楽しみを味わうために作られてあり、読み聞かせにはあまり向いていません。

 

同じ絵本であっても、ボードブックは時として、原作の絵本と比べると、ページが少なくなっていたり、書き方が違ったり、肝心な挿絵がなかったりすることがあります。

 

Amazonなどで、間違ってポチッとしてしまい、ボードブックが届くということもありますが(笑)

 

それなりの用途に合わせ、どのような形態の絵本がいいのか、ということを考えて絵本を選ぶ必要がありますね。

 

*boardbook:英語では硬い厚紙、ダンボールをcardboardというところからつけられた言い方です。

 

Happy Reading🎶