ケルン国際家具見本市 2014③ | 日本一正直な家具屋

日本一正直な家具屋

木が家具として新しく生まれ変わりあたらしく生まれた木々が育つまで、より長く生き続ける。そんな魂のこもった家具を提供していきたいと思っています。そんな想いはつたない言葉で語るより家具は正直です。フクタケは家具に対しても正直に商品の説明をすることを約束します。

ご無沙汰です!ケルンの展示会に続き
4月のミラノサローネにも行ってきました。
非常に刺激的で勉強になった展示会でした。
ケルンとミラノで世界中の一流の家具メーカーの家具を
見る事が出来て本当に良かったです。

ミラノはおってお話ししますね(^^)

ケルンの展示会会場の帰り、

デュッセルドルフ市内の家具店に行ってきました。

SHFFRATHというドイツの大型家具店です。

感想は販売店を含め家具業界全体が成熟している。

どのソファーも良心的な価格で品質が良い。

ロルフベンツといった一流のメーカーも展示がある。

とにかく、品ぞろえのレベルが格段に高い。

何を買ってもはずれが無い!!

残念ながら日本では、当たりを2割で、はずれが多いのが現状。

街の大型店にロルフベンツ(日本では大塚家具が独占販売)で、

価格もかなりやすい。

こちらはロルフベンツのコーナーの革張りですが、

運賃を考えてもやはり安い。

日本家具屋では利益率重視の販売方法で、

価格に見合う価値の無い家具を販売しているのが現状です。

ドイツでも販売されているストレスレス®チェア、

日本との販売価格の差が少ない、とても良心的なメーカーですね。


上のソファは革張りで日本円で36万円ぐらい。
座り心地も良く確実に10年以上は使える。そんなソファは日本には無い。
ドイツでは1世帯あたり年間70万円を家具購入に使うそうです。
日本では、僅か3万円。
ドイツ人は家具業界に対して信頼がある証拠です。

日本人は家具に対して価値を見いだせていない。
その責任は家具販売店にある。

それに引き換え家具メーカーはカンディハウスを筆頭に
世界的にもトップクラスの技術がある。
今回のケルンの展示会を見ても明らかです。
ドイツとイタリアに行って改めて実感しました。
以前から良い続けてきた事ですが、
ここまで凄いとは、、
正直ショックでした。
この日本のアンバランスな現状を変えて行かないと、
せっかくの家具製造技術がもったいない。

家具販売店として何かをなければいけない。改めて実感しています。