【医食同源】梅干
今日は梅干です。
みなさんは梅干はお好きですか?それとも嫌いでしょうか?
私はおにぎりを買うときは、必ず梅干入りのものを買います。
梅干大好き人間なんです。
子供の頃作ってもらっていた弁当には『 梅干をたくさんいれてくれ 』とせがんだため、日の丸弁当の『 日の丸 』の部分が、ずいぶん大きかったように思います。
では、梅干について書きますね。
■ 梅干 ■
1.梅干と梅漬けの作り方の違い
梅干は、梅の実を塩漬けにした後、干したもの
梅漬けは塩漬けにしただけで、干していないもの
私は断然梅干派です。
2.梅干の成分
たんぱく質・脂質・カルシウム・リン・鉄分・ビタミン・有機酸
梅干に含まれる酸は『 クエン酸 』で、クエン酸の酸味が唾液の分泌を促して消化吸収を良くするとされます。
3.梅干の薬効
梅は中国が原産です。
本来梅干は梅酢を作った後の副産物で、食用よりもむしろ漢方薬として利用されていました。
- 腹痛の治癒
- 腸内の消毒
- 解熱
- 傷口の消毒
- 抗菌・防腐
最近スーパー等で販売されている梅干は『 調味梅干 』と言われるもので、塩分濃度が抑えられています。
(五訂日本食品標準成分表によれば、塩分は梅干が22.1%、調味梅干が7.6%)
これは、言わずと知れた、塩分の摂り過ぎは高血圧の原因になるということなんですが、塩分濃度を抑えた分、保存性が下がっています。
塩分濃度を落とさず、しっかりと保存すると、驚くほど長持ちするんですよ。
現存している最古の梅干は、奈良県にあるそうで、漬けられたのは1576年(天正4年)安土桃山時代のころのものです。
この頃有名な武将と言えば、織田信長、豊臣秀吉などがいますが、この頃の人が食べたものが400年以上経った今も残っているんです。
さすがに食べてしまうと、補充が出来ないので、試食はされていないそうなんですが、その家に伝わる江戸時代の安政年間に漬けられたものは、全く問題なく食べることができたそうです。
★ 塩分濃度が高くても安心な梅干を作るには ★
漬ける際に使用する『 塩 』なんですが、これを工夫すると塩分濃度を下なくてもカラダにいい梅干を作ることがでるんですよ。
今、スーパーなどで多く市販されている『 食塩 』はイオン交換膜製塩法と言う方法で作られています。
簡単に言うと塩水を濾して、塩分だけを抽出する方法なんですが、この方法だと、人間のカラダに必要なミネラルも一緒に濾されてしまいます。
すると単にしょっぱいだけで、ミネラルの損なわれたバランスの悪い塩が出来てしまい、それを摂り過ぎると高血圧だけでなく、いろいろな健康上の問題の元になってしまいます。
私の使っている塩は『 Qi POWER SOLT (キパワーソルト)』という韓国の焼き塩なんですが、これが凄いんです。
細かいことは、またいずれ記事に書きますが、添加物は一切使わず、塩田の海水のなかで自然の力だけで結合した塩を、800℃以上の高熱で十数時間焼く事によって、不純物は取り除かれ、カラダに必要なミネラルはしっかりと残っている塩なんです。
カラダの酸化を防いでくれたり、元気のなくなった野菜がピンと元気を取り戻したり、お酒にちょっと入れると、二日酔いを防いでくれたりといった、とても優れた塩なので、是非一度使ってみてください。
確か伊勢丹や紀伊国屋で売ってると思いますよ。
梅干の話しから、塩の話しになっちゃいましたね。
今年は変な気候ですから、梅干を食べて胃腸の調子を整え、仕事に、ダイエットに、そして健やかな毎日をお過ごしください。
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