昨日はめずらしく音楽会へおでかけ
・・・とはいっても、近所の資料館で行われたイベント
なのですけれどね

「幕末西洋音楽会」なんて、素敵なタイトル
そうそう、このチケット、よーく見てみると
地柄が伝統文様の「鯉」なのですこ、こまかい
音楽に話を戻すと、今回は東京シティフィルの室内楽
アンサンブルの方々による演奏でした
ピアノ :志田明子さん
バイオリン:道橋倫子さん
オーボエ :鷹栖美恵子さん
チェロ :高群輝夫さん
曲目は、資料館での展示テーマが江戸時代ということもあり、
同時期、特に幕末頃に作曲されたロマン派の作品たち
カッチーニ「アヴェ・マリア」
バッハ「主よ、人の望みよ喜びよ」
ヘンデル「パッサカリア(部分)」
モーツァルト「オーボエ協奏曲(部分)」「ピアノトリオ」
ベートーヴェン「春(部分)」
シューベルト「アヴェ・マリア」
ハイドン「ピアノトリオ ハンガリー風」
ヨハン・シュトラウス二世「春の声」
チャイコフスキー「花のワルツ」
ブラームス「ハンガリー舞曲」
と、初心者にも親しみやすいよく知られた曲ばかり
プログラムには、同時期のヨーロッパと日本の文化事項の
年表がついていてこれまた興味深かったです
「フランス革命の頃に、このピアノトリオが作られたんだぁ
(国は違うけど・・・)」とか、
「日本が明治維新の頃、ハンガリー舞曲が作られたのねぇ」とか
関連性はないけれど、そういった意識で聞いてみるのも面白いなと
ちなみに室内楽のアンサンブルを聴くのは初めてでしたが、
重すぎず軽すぎずよい感じ
充実した日曜の午後となりました