今後の自分の為にも、

これからこのお薬(TSー1)を使用する方の為にも

参考になればと思います。

長文なので、興味の無い方はスルーして下さい。


主治医からは、今回の場合、口内炎が悪化した段階で早めの休薬で対応していれば
ここまで悪化しなかったかもしれませんね、と言われました。

副作用があまりに悪化してしまうと
回復するのにもとても長い期間がかかる為、
これから経口薬をお使いになられる方は、異変を感じたらまず病院に相談するなどして早めの対応をされますよう心掛けて頂ければ
上手に経口薬とお付き合い出来るのではないかと思います



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拡大して見れるかな?

副作用に対する判断基準の一覧表です。



5月2日 (TS1初日)
夜より服用開始

5月3日  (2日目)
特に変化なし。若干便が緩め

5月4日  (3日目)
足の甲に痒み(下痢は1~2回)

5月5日  (4日目)
                  〃
5月6日   (5日目)
                  〃
5月7日   (6日目) 
                 〃
5月8日   (7日目)
  鎖骨周辺に赤い斑点(痒み有り)

5月9日   (8日目)
 ・熱い物を飲もうとすると唇が火傷しそうな感じ。
  ・ たいして鼻もかまないのに鼻の下が赤くなる。(皮膚や粘膜が弱っているのを感じる)
 ・  歯磨き粉が染みる。
 ・ 歯ブラシすると歯茎が痛い。

5月10日  (9日目)
・  シリコン製の手歯磨きで優しく歯磨き。
・  歯磨き粉もディープクリーンに変えて多少刺激を軽減するよう工夫。
・   味の濃い物が沁みる。
・  野菜ジュースすらピリピリ。
・  見た目には口内炎と感じさせる白い水泡は現れず、歯茎が少し青紫色っぽくて平らな感じになる。

5月11日  (10日目)
・鎖骨の痒み増大。
・下痢の回数2~3回。若干緩め。
・ 口を大きく開けるのが難しくなる              (特に口の両端が切れるなどの症状は無し)
・  唇の内側が濃い赤紫に。

5月12日 (11日目)
・指先の色素沈着が目に見えて増幅。
朝、昼、夕と大きな変化が見て取れる。
紫色の大きめのまだらな斑点が出現し、次第にくすんだ茶色に変色。
第一関節~あっと言う間に手の甲三分の一まで拡がる。
・誕生日にと買ってもらったケーキすら沁みて半分しか食べれず。
・小ぶりなお寿司も醤油が沁みて1個食べるのが精いっぱい。口も開けるのが辛い。
・下痢の回数3~4回
・MRIの最中もおなかがゴロゴロして気が気でない。
 内心 まだ受けなくても良かったかなぁ、とちょっと後悔。
(今にして思えば無理しても受けて良かったのですが)
・唇の内側 上下に白い水泡がズラーっと出現。
痛くて口を閉じられず、意識して唇を半開きにして過ごす。

5月13日(12日目)
・朝は食べれないなりに仕事に行くのは可能と思えたので出勤。
 午前10時頃からおなかが痛くなり何度もトイレに駆け込む。
 お昼は 口から喉の奥までが痛くて食べたくないという状態。
 職場の方々より早退しては?と勧められるも
 明日来れなかった時の為に どうしてもというものだけ片付ける。
 帰宅してブログを書いた後はもうトイレ以外起き上がれず。
・下痢の回数7~8回。
・夜からTSー1を休薬。

5月14日(13日目)
・この日から会社を休む。
・寒気(計らなかったけれど熱が上がっていたと思われる)
・一番辛いのは喉の奥までの焼けるような痛み。
・レモンウォーターすら沁みて飲めない
・病院に行こうか悩むが
放射線科は水曜休みなので
2日連続で通院する体力も無く断念。
・この時点で週末の約束、温熱、歯医者の予約をいったんキャンセル。
・全身に紫色の斑点出現(痒みは無し)
・下痢の回数10回

5月15日(14日目)
・乳腺科外来
・自力では行けず娘に送ってもらう。
・血液検査後は座っていられず
処置室のベッドで休ませてもらう
・即入院
・絶食(点滴で栄養補給、抗生剤投与)
・下痢の回数15回
、発熱(38.8℃まで)
・脱水症状を起こしていた為、この時点で体重2kg減
・口内炎は唇の他に歯茎全体にもビッシリ白い水泡が出現。
・朝にヨーグルト、昼にバナナを涙ぐみながら食べる(薬を飲む為)
・歯科の先生より、口内炎対策として
キシロカインとアズノールをミックスしたものを処方される。
・手持ちの薬はタケプロン以外禁止。
下痢対策の為に最初はロペミンと言われていたが、整腸剤のラックビーを処方される

5月16日(15日目)
・相変わらず38℃代の熱。
・解熱剤投与。
・腰の辺りの痛みが辛くて筋肉注射をしてもらう
・あまりにトイレの回数が多いので個室へ移る
・殆ど会話も出来ず、痛みが薄れた隙にひたすら眠る

5月17日(16日目)
・前日と同様
・全身の紫色の斑点がくすんだ茶色に。
まるでソバカスのような感じ。
・発熱(39.3℃まで跳ね上がる)
・何度目かの解熱剤投与で深夜にやっと熱が下がる
・腕が浮腫む(後になって点滴の量がちょっと多かったと判明)
・下痢の回数17回

5月18日(17日目)
・相変わらず38℃近い発熱
・お腹と腰の痛みが絶え間無く続いて苦しむも、休日当番の看護師さんは痛み止めの筋肉注射をして良いか判断つかない様で夜中まで悶絶。
深夜勤の看護師さんがみかねて筋肉注射をして下さり、やっと痛みから一時解放される
・下痢の回数13回
・回復の兆し?とブログには書いたけど
まだまだ辛い状態

5月19日(18日目)
・一旦熱が37℃代で安定
・お腹と腰の痛みが辛く、主治医に訴えお腹周りのCTを撮ってもらう
・腸が腫れている?どうやら高熱と一連の痛みは腸炎を起こしていた為と考えられる(後で放射線科のセンセからは右の腎臓が倍に腫れていたと聞かされる)
・下痢の回数13回

5月20日(19日目)
・一旦37℃代で安定していた体温が38.1℃に上がり、入浴を断念。
・まだまだ辛い状態の中で入院してから二度目の会社への連絡を。
運良く週末退院出来たとしても今月いっぱい復帰は無理と伝える
・相変わらず、熱と痛みに耐えながらひたすら眠る
・下痢の回数9回

5月21日(20日目)
・かなり回復して来て熱も37℃代で安定。まだまだアイスノンは手放せないけど
口内炎もかなり改善。
、下痢の回数6回

5月22日(21日目)
・お昼から五分粥でのスタート
口にも喉にもしみずに順調
・熱も36℃代で平熱に
・手先の色素沈着が第二関節まで引いて来た。薬の影響がかなり薄らいできたものとみられる
・下痢の回数6回

5月23日(22日目)
・ここからは目覚ましい回復ぶり
・四人部屋に移る
・点滴は終了
・下痢の回数5回
・体調が安定したら、TSー1を3錠から2錠に減らして続行する事に。

5月24日(23日目)
・とても順調に回復
・下痢の回数5回

5月25日(24日目)
・胃もたれするのでロキソニンに代わりカロナールを2錠処方される。
粒が大きくて一回では1錠すら飲めずに苦戦
・お通じがなんと0!
先生や看護師さんによると、出すもの出し切って、今は食事の量も少ないので出ないのでしょうと。
何日も続く場合は下剤など考えるということに。
・突然強い倦怠感と左の鎖骨から肩にかけての激痛。
息をする度に痛むのが4時間ほど続く。
カロナールで落ち着く。
鎖骨への転移で無ければ良いが汗

5月26日(25日目)
・お通じの回復も1日一回と落ち着き、
ほぼ元気に
・思いがけず脳転移を告知される

5月27日(26日目)
・今日から常食
まだまだ全部は食べれないけど、
胃の調子を見ながら少しずつ食事の量を増やしていくことに
・血液検査で白血球数があまりに少ないのでTSー1の再開はしばしお預けに。

5月28日(27日目)
・無事退院。
・絶食期間が一週間あった為か
驚くほど体力が落ちていてとても疲れやすい
・食欲は順調に回復




・・・という事で、長々お付き合い下さいまして、本当にありがとうございました
m(_ _)m


コメント頂いた方で、私と同じ状況(私より重症)の方がいらっしゃる事が分かりました。

出来れば同じ辛さを味合わせたく無いと願って今回私の経過を書き連ねてみました。

抗がん剤の副作用がより少ないお薬が開発されますことを切に願います。




いつも読んで下さってありがとうございます顔3
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ありがとうございました犬の足跡