☆遅れていた初発の治療についてを振り返ります。
おぼろな記憶をたどっているので
忘れてしまっている事も多々あるかと思います。

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2011年9月20日 
術前化学療法を受ける為と、ポート留置術を受ける為
G病院に初めての入院。

初めての抗がん剤を投与する時は
アナフィラキシーショックなどがおこる心配がある為
この病院では必ず入院となるそうです。

初日は血液検査・心電図・心エコー検査のみ。

2日目にポート留置術。
抗がん剤はとても強い薬なので
何度も打つと血管がボロボロになってしまうのだそうです。
そこで、患部と逆側の二の腕内側の血管からカテーテルを通し、
抗がん剤が心臓近くまで行くようにするものだと説明を受けました。

後から知ったのですが、
ポートの埋め込み場所は、病院によっては鎖骨下の所も
多いみたいです。

正直な感想。
ポートが患側と逆の腕にあると
抗がん剤の投与時はポートから針を刺すので良いのですが
血液検査の時にポートと逆側の腕に針を刺すようになる
=患側に注射・・というのはちょっと困りますね☆
そして、再発後に血管の確保が難しくなって来た時も
看護師さん達を困らせてしまいました。
そういう点でも 鎖骨下の方が良いかなと感じました。

3日目。
第一回目の抗がん剤投与。
事前に化学療法科のイケメンS先生より説明があり
ドセタキセルとアブラキサンのどちらかを選択する事になっていました。
リンパ節に転移している事もあり、死に対する恐怖心が強かったので
“新薬でお値段の高い薬の方が効果も高いのでは?”と
考えてアブラキサンを選びました。
アブラキサンは新薬で、G病院では前年の秋から採用しているとの事。

イケメンS先生「一回の治療費が22万円なんだけど、
保険が効くから3割負担だし、大丈夫でしょう?(笑)」

いっ、いいえ!
3割負担でも7万円近い治療費って
庶民にとっては大変なことですから~~ (´д`lll) あせる

それを3週間おきにしていくそうです。(計4回)
限度額認定証の存在を知り、
健康保険組合にさっそく依頼しました。

投与当日は心配していた吐き気も無く元気でした。
ただ、身体にとても負担がかかっていたらしく、
翌日にお見舞いに来てくれた娘から
「顔が疲れているよ」
と言われ、鏡をじっくり見てみたら
目の下にクマが出来、ほうれい線がくっきりと浮かび上がり
口角が下がっていて
普段よりもグッと顔が老け込んでいました (゜д゜;)

入院5日目(アブラキサン投与3日目)に
強い下腹部痛と発熱。
歩くのも辛い状態でしたが、入院の延期は出来ずに
その翌日に退院となりました。

脱毛は投与した2週間後から始まり、
ちょうど3週間目にドサッと一晩で抜けてしまいました。
ウィッグは美容室経由で購入。
ショートで何故かウェーブがついている為
ちょっと老けてみえるのが残念でした。
お値段は3万5千円くらいだったと思います。
通気性はとても良かったですが約10ヶ月くらいで
くたびれた感じになってしまいました。


□アブラキサンの副作用まとめ□
・手足の指先に強いしびれ(電気が流れているようなビリビリ感)
・強い関節痛(脚を引きずり静々としか歩けない)
・息も出来ないほどの激痛が身体のあちこちを移動していく感じ
・歯茎と鼻腔のあたりに耐えがたい痛み(ロキソニンを処方してもらう)
・筋力低下(正座が出来なくなりました)
・口内炎
・かゆみ(主に膝から下、ひじから先)
・喉の渇き(会話の途中に急に声が出なくなる)
・倦怠感
・吐き気



11月のCT結果
4.5㎝→2.5㎝に縮小。

副作用のあまりの辛さと具合の悪さに
仕事から帰るとほぼ寝込んでばかりの日々でしたが、
腫瘍が小さくなったと知り、とても励みになりましたきらきら!!

手術までには1㎝を切りたい!!

そんな思いでひたすら頑張る日々でした。




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