昨夜、十六夜月の出を待ちながら、ブログを打ち込んでいたら、居眠りをしてしまっていた。

はっと気づいて、既に寝入っている家人の就寝前介護(兎眼側の目に乾燥防止の眼軟膏を入れて眼帯をする)をしてから、勝手口のから外に出て、月を見た。

里山の上に、煌々として十六夜月が上っていた。

あたりは月の光で明るく、懐中電灯なしでも、野道を歩ける。

とは言え、さすがに歩くつもりはなかった。

獣に遭いたくないからね。

月夜の野道で獣に会ったら、お互い様で、化かし合いするような気がする。

獣だって、月夜に野道で人間に遭うのは嫌だろうなぁ。

獣に会った私は、何に化けているかなぁ。

 

ボーとしたまま、スマホで十六夜月の写真を撮ったが、上手く撮れない。

ぽつんとした光の点にしか写らなかった。

光の点の下には、影の里山の稜線が連なっていたのだけどね。

 

 

今日は十七夜月。

「立待月」

立って待つ月の出だからだそうだ。

さっき外に見に行ったら、今夜は雲が厚くて、お月様は見えそうにない。

立って待たずに、寝ましょうかね。

 

 

 

 

 

 

今夜は十六夜。

「いざよい」は「いざよう」から。

「いざよう」は「ためらう」のこと。

満月より遅い月の出で、出て来ることをためらっているように見えるから。

って由来らしい。

 

お月様がお目見えになる里山の上は、雲が切れているから、今夜は月の出を見ることができるかも。

 

 

夏空だねぇ。

じゃなくて、雨雲はどうしたんだい?

って、汗まみれで見上げる青空を、鳶が飛ぶ日中。

 

 

夕方になると雲が出て来た(でも、雨は降らない。。。)

満月の出、見たいのになぁ。

とは思うのだが、里山の上は雲だらけ。

 

 

夕方、ディサービスに行っている家人を迎えに行く途中立ち寄ったスーパーで、「月見まんじゅう」を見つけて、ついつい買ってしまった。

夕食の後、家人と2人で、おまんじゅうでお月見。

(嚥下障害の家人、おまんじゅうは、苦労はするけど食べることができる。

餡子物だと、飲み込みやすいらしい。)

 

リアル満月は、夜中に目が覚めたら、窓から覗いて見るかな。

 

午後、

降るぞぉ!

って入道雲が湧いて来て、雷鳴もして、

よいぞぉ!!

って、ワクワクして空を見ていたんだが。

空振りでした。

(空降り、って言いたくなるな。)

 

午後から雲が多くて(その割には降らない!ってずっとブツブツ言っていた)、これだと中秋の名月は見えないかも。

と思っていたら、雲は掛かっているけど、十五夜さん見えました。

 

月のウサギさんも見えた。

お団子、用意していなかった。

明日の満月には、お団子用意しておいていただこうかな。

 

 

 

これは「残暑」なのだろうか?

そういう括りでよいのだろうか?

「四季」って概念を取っ払った方がよいかもしれない。

春夏秋冬、ではなくて、ずっと暑い時々寒い時期がある、って感じになって行くのかなぁ。

 

などど、ぶつくさ思いつつ、汗をぽたぽた落として畠で草刈りなどしていたら、珍しく、スズメ蛾の幼虫を見つけた。

スズメ蛾は、サツマイモの葉っぱによくいる。

羽化すると、ステルス戦闘機みたいな形の大きな蛾になる。

幼虫も大きい。私の中指くらいはある。

蛇っぽく偽装しているけど虚仮脅し。

毒を持っているわけでもないし、触っても平気。

私は案外、この幼虫が好きだ。

 

 

それにしても「真夏」に見かける、このスズメ蛾の幼虫が、今の時期(9月半ば)にお目見えとはね。

虫も獣も、今がいつなのか分からなくなっているみたいだな。

人間は、カレンダーを見て、秋が来た、とか言ったりするけど、本当はまだ「真夏」なんじゃないのかなぁ。