どのように生きるか、ライフスタイルを確立する。 | ”秋山なお”の美粒ブログ

”秋山なお”の美粒ブログ

音楽、ナノテク、微粒化、日々の思いをつづっています。
微粒は、美流でつくられ、美粒となります。その思いをつづっています。

 少子高齢化、核家族、高速ネット情報社会、雇用格差、男女均等雇用法、シングルマザー、高齢化社会、日本も含めて、世界でも物事に対する価値感は多様化している。もはや、日本だけでは、生きていけない。韓国、中国、アジア、アメリカも含めて、これからは、多国化、多様化が、進んでいくだろう。ライフスタイルでは、ボーダレス化が進むが、それとともに、それぞれのアイデンティテーが意識されるだろうから、ナショナルリズムも、深層的には、より深く浸透していくはず。

 

 昔のように、雇用が、はっきりとしていれば、それなりのライフスタイルが、確立された。個人事業主でも、子供が成長するまでは、なんとか、生きることができた。しかし、今は、すべてのサイクル(周期)が、短くなっている。戦後、多くの人が、ベンチャー企業として、新規事業を立ち上げた。当然、朝鮮戦争、高度成長、ITと、冒険をしなくても、どんどん、大きくなり、企業は、上場し、世界の○○にまで、なっていった。当然、トップの個人の債務保証など、上場時には、消え、しかも、上場時には、個人所有の株式は、巨大なお金に化けた。だから、創業者は、巨額な富を得た。今、それと同じ事をやっているのが、中国のベンチャー企業である。いずれ、どこかで、飽和して、中国も日本と同じようなことになる。

 

 だから、中国のベンチャー企業が、儲かっていると言う事は、日本のベンチャー企業や個人事業主は、資産デフレで苦しみ、事業を撤退するか、倒産するかになっている。アメリカのように、再チャレンジの道は、個人の債務保証がある限り、不可能である。日本では、会社をつぶせば、倫理的に、ブラックとレッテルをはられ、犯罪者に近い扱いをされる。だから、刑務所にはいったホリエモン氏は、いくら、優秀でも、再起して、企業を立ち上げる事は、困難である。もちろん、裏方にまわって、名前がでなくて、影のフィクサーで行脚するなら、問題はない。日本の因襲というのは、怖くて、裏では、陰湿な差別がいまなお、続いている。安倍首相が、いくら、再チャレンジといっても、所詮は、いいところの、世間知らずのぼんぼんの戯れとしか、映らないだろう。日本の銀行・金融のシステムが、そこまで、信用調査している。怪しい奴は、信用できまへんというスタイルである。

 

 日本は、そういっても、建前と本音がある。蛇の道は蛇であり、一生懸命にやったり、いいものがあったりすると、なんとか、考えてくれるものである。いずれにしても、昔のように、結婚して、子供ができて、そして、一生を終えるというライフスタイルは遂行できにくくなる。好きになって、結婚して、事業がうまくいかず、離婚していくカップルもいる。結婚しなくても、永すぎた春に終止符が打てず、そのまま、離散することもある。好きになって、子供ができて、何かの理由で、婚姻できず、シングルマザーの道を歩む人もいる。男も、30歳、40歳、結婚できず、非正規で、暮らしている人もいるだろう。

 

 これからは、男も女も、自律的に生きることを前提として、自分のライフスタイルを確立していかなければならない。結婚して、子供ができる。どう、子供を育てていくのか、お互いのエゴがぶつかれば、結婚など、うまくいかない。今、20歳の人もすぐに30歳になる。25歳で結婚して、30歳で離婚する人もいる。離婚すると、それに引きずられて、なかなか再婚などできない。それで、ライフスタイルは、完全に崩壊する。

 

 確かに、今は、それなりに生きていける。ただし、55歳ぐらいまでのはずである。それ以降、だんだんと老化が始まる。60歳を過ぎたら、厳しい現実がまっている。今の60歳以降の人はまだいい、比率が少ないから、いろんな福祉が。機能する。これから、30年先、今30歳の人が60歳になるころ、どうなっているか分からない。当然に、中国も韓国も同じような状況になっている。きっと、最後は、芸は身を助けることになるような気がする。何か、芸を身につけられるようなライフスタイルを模索した方がいいような気がする。