11/6(土)

妊娠11週目。

相変わらずひどい状態。

食欲も落ち、食べたものはほぼすべて出す。の繰り返し。


テレビドラマなどでたまに見る、食事中や会話中に口元をおさえてトイレに駆け込むというシーン、

あれって嘘だと思う。

現実はもっとシビアで壮絶だ。


昼過ぎから夫はフットサル。

今日は大会といつもの練習があるとのこと。

いったい何時間やってるの?という感じ。すごい体力である。

すごいねえ、というと、メンバー交代で休んでいる時間もあるし休憩時間もあるしたいしたことあらへん、というが、賞味数時間は走っている、という計算になる。すごすぎる。


しかしさすがに「疲れた・・・」といって帰ってきた後

お風呂だけ入り、リビングに倒れこんだ。それはそうだろう。

もう布団で寝たら?というと、

「“こくっこくっ”ってしてきたら寝る」という。

その言い方があまりにもかわいらしかったので、思わず吹き出してしまった。

こういう類のことが夫にはよくあって、私を笑わせてくれる。


そうして案の定、ものの2分で夫は船をこぎはじめたのであった。



11/7(日)

久しぶりにそとで朝ごはんを食べようか、ということになった。

朝8時、そとの空気はひんやりと気持ちがいい。


朝食後(といっても私はほとんど食べられないのだが)、

漫画喫茶に行きたい、という夫と漫画喫茶のカフェコーナーで漫画を読む。

最近読んでいるのは「坂道のアポロン」という漫画。

1960年代の長崎が舞台の漫画なのだが、なかなかよい感じ。

続きが楽しみだ。


新井薬師の商店街へ。

気に入りのお団子屋さんは休みで、なじみの店で大学芋を買い(いつもおまけしてくれる)、

たこ○でたこ焼きを食べる。

たこ○はたこ焼き屋さんには珍しくひろびろとした店内で食べることができ、ソファ席などもあり落ち着ける。

きちんとした素材を使っているところと、店員さんがみんなとても感じがいいところも気に入っているところ。

明石風たこ焼きを夫と少しずついただく。美味。


夫はツタヤに寄り、私は体調が悪くなってきたので先に帰宅。

夫が借りてきた「鴨川ホルモー」と「どろろ」を一緒に見る。

「鴨川ホルモー」、京都出身の夫は懐かしいといいながら、げらげら笑いながら見ていた。

万城目さんの原作は少し前に読んでいたので、夫に要所要所を説明しながら私も見る。

その後万城目さんのエッセイを読んだら、彼は本当に式神が見えるらしい。

別にホルモーは物語を描いたわけではなく、自分が見聞したことを描いた、というようなことがエッセイに書いてあったんだけど・・・それって・・・す、すごい。


夜、近くに新しくできた韓国料理屋さんへ。

韓国料理には相当うるさい私たち(当たり前です)、

ありえない・・・と言いながら帰宅。

世の中の飲食店の8割はおいしくない店、残り2割をいかにして探すかだ、と夫は言っていた。確かにね。

それにしても以前は「おいしいものを食べること」にそんなに興味がなかった夫。

変われば変わるものです。


夜、食べたものをあっという間にすべて戻した。

ああ消耗するなあ。


深夜、友だちからとてもうれしいメールが来ていた。

気づいたのは今朝だけど、それはまた別の話に。