映画『東京ゾンビ』(佐藤佐吉監督)★★★
ちょっと未来の東京。
消火器工場で働くフジオとミツオは、毎日柔術の練習に明け暮れていた。
柔術の師匠としてミツオを慕うフジオ。
ある日、産業廃棄物のゴミ山、黒富士からゾンビが現れる。
ゾンビは増殖を始め、フジオとミツオはロシアに行って最強の男になるという夢を叶える前に、
ゾンビと戦い人類滅亡の危機に立ち向かうことになる。
浅野忠信さんと哀川翔さん、最強コンビ!!!!!!
黒富士に行ったのも、人を殺してしまったからなんですけどね。
首が飛ぶ場面とか、結構残酷な場面が多いのですが、
なぜか面白く見えてしまうのですよねー。
ゾンビの基本は受け継がれています。
1、噛まれた人はゾンビになる。
2、頭部を破壊されると活動停止。
3、頭部を破壊されないかぎりは、動き回る。
4、動きはゆっくり、走らない。
日本が舞台ですから、銃で頭を吹っ飛ばすというのはないです。
その代わり、柔術があります。
ゾンビと素手で戦い、やっつけます。
ミツオがガンだと思っていたのは、自分の激しい思い込みのせいだったのですが、
これが最後は、ゾンビに噛まれて自分もゾンビになっていたと思ったのも、
噛んだゾンビが入れ歯だった為にゾンビになっていませんでした。
思い込みのせいでゾンビと思っていましたよ(°口°;)
食料を確保しようとしても、
お菓子だけを取ってきてしまうとか。
急いでいるのに、ゆっくい考え込んでしまうとか。
車のキーは、ついたままだったりとか。
いろいろと笑える場面があります。
内容はホラー映画なのに、
雰囲気はコメディー映画に近いですねー。
日本中がゾンビ化しているのに、朝まで柔術の稽古とか。
後半は、ゾンビだらけになった所で、
囲いを作って金持ちと一般人の格差を作ってゾンビファイトですよ。
「ラウンド・オブ・ザ・デッド」をよりも先取りしています。
ゾンビファイトの怪しい司会に、古田新太さんが出ていますよ。
しかも、お金持ちのトップの人役で楳図かずおさんです。
すげーキャストだなーこりゃ( ̄□ ̄;)
最後、フジオはロシアを目指して旅立って行きます。
その後を、ゾンビと思い込んだ人間、ミツオが追いかけて行きますが。
ゾンビメイクもちゃんとゾンビメイクしていました。
動きもゾンビっぽかったですし、特殊効果もゾンビでした。
ただ違ったのは、日本映画で作ると、ちょっと変わったゾンビ映画になることですかー。
なんとなく、雰囲気が笑えるのですよねー。
怖面白いというのでしょうか。
哀川翔さんのハゲ頭も凄かったですし、
浅野忠信さんのアフロ頭も強烈でした。
それぞれのキャラが、ゾンビよりもたっていたのでしょうね。
ゾンビにも対抗できる柔術。
最強の格闘技ですね。
ゾンビ映画なのに笑えてしまう映画。
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