Winning the Loser's Game

Winning the Loser's Game

by skybb



 投資の最終判断、最終責任はご自身でお願いします。
 本情報の基づいて被ったいかなる損害についても一切責任は負いません。
   投資については自己資金の範囲内で慎重に行うようにしてください。      

 先週末のNYダウは475ドル(1.2%)安で3万7983ドル、ハイテ
ク株比率が高いナスダックは267P(1.6%)安の1万6175P、そし
て半導体株指数(SOX)は161P(3.2%)安の4745Pとなってい
ます。

 

シカゴ日経先物は3万8865円と先週末の日経平均株価3万9523円よ
りも650円ほど安い水準となっており、本日の東京市場は朝方から売りが先
行する展開が想定され、売り一巡後に押し目買いからどの程度の戻りとなるか
要注目となります。


 今週からラマダンが明けたことからオイルマネーの買いが活発化する可能性
があります。一方で米国の長期金利上昇に対する警戒感、153円台まで円安
が進行する中にあって政府・日銀の為替介入に対する警戒感、加えて中東情勢
を巡る不透明感が重石となります。


 18日(木)には台湾積体電路製造(TSMC)が決算発表を予定しており、
この内容を受けた半導体関連株の動きも要注目となります。

 

 

 

 

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心に残る名言                        **
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       善く士たる者は武ならず。
       善く戦う者は怒らず。
       善く敵に勝つものは争わず。
       善く人を用うる者はこれが下となる。

       これを不争の徳と謂い、
       これを人の力を用と謂い、
       これを天の極に配すと謂う

                       老子

   (訳)
       立派な武士は、強がらない。
       戦さ上手は、誘いに乗らない。
       勝つことの名人は、やたらと喧嘩腰にならない。
       人使いの巧者は、相手の下手にでる。
       これが不争の徳である。
       不争の徳は、人の力を最大限に利用する。
       これが天道の極意である。

 

 

 

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悪い時に投げやりにならず                  **
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 後から「あそこで買って(売って)おけば・・・」と言うのは簡単ですが、
結果は事前には分からないというのが株式投資の面白さであり難しさでもあり
ます。

 「順境あり、逆境あり。消長の数、怪しむべき者なし。

    よろしくその逆に処して、あえて易心(いしん)を生ぜず、

      その順に居りてあえて惰心(だしん)をおこさざるべし。」


 上記は佐藤一斎の「言志四録」にある言葉で、順境や逆境、栄枯盛衰は当た
り前のことで、逆境(悪い時)に投げやりにならず、順境(良い時)に怠けた
り、慢心してはいけない、という意味です。

 「わが心に順逆あり」とも言います。一方から見れば逆境(ピンチ)であり
ましても、もう一方から見れば順境(チャンス)となります。それは自分の受
け取り方しだいというわけです。

 「順にいて逆境を忘れず、逆にいて己を捨てず」という言葉もあります。


 難しいことではありますが、相場におきましては常に平常心で、思考を停止
せずに客観的にみることが大切です。



 



 

 

 

  辰年相場34日目となる本日の日経平均株価は、836円(2.19%)の
大幅高で3万9098円となり、バブル景気の1989年12月29日に記録
した終値の史上最高値3万8915円を突破し、同日の取引時間中の史上最高
値3万8957円も突破しています。

 

 これでしばらくは、34年ぶりの更新という言葉を聞かなくてよくなりそうです。

 

日本の夜明けですね。

 

NYDOW    38612  ドル

 

日経平均 39098円   実に2003年以来だそうです。

 

 

 

 ゴールドマン・サックスはエヌビディアを「地球上で最も重要な銘柄」と呼
び、その決算は市場の注目を集めていましたが、エヌビディアは高かった市場
の期待を軽く超えてみせました。


 ・エヌビディアの決算

  <11~1月期実績> カッコ内は前年同期比、コメ印は市場予想

   売上高 221億ドル(3.7倍)   ※204億ドル
   純利益 122億ドル(8.7倍)   ※108億ドル


  <2~4月期見通し>

   売上高 240億ドル         ※220億ドル



 AI(人工知能)向け半導体はほぼ同社の独占状態で、価格が500万円を
超える製品もあります。

 同社の粗利益率は75%を超えており、端的に言えば500万円の製品が売
れれば375万円が利益になる超高収益企業で、マイクロソフト、アマゾン、
アルファべット、メタ・プラットフォームズなどの大手ハイテク企業が同社の
主要顧客となっています。

 同社のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、「生
成AIにより数兆ドル規模のAIインフラへの新たな投資サイクルが始まった。
次の5年で年間数千億ドルの市場が生まれる」と述べ、今後も市場の拡大が続
くとの見通しを示しています。

 

 

 

 

 

政治家の裏金問題に対して国民の目は、正常に反応したのかな。

 

政治家もきちんと税金、払いなさいよ。

 

 

 

 

 

政治家も落選すれば, ただの人だよね

 

 

 

 

 

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バフェト  流


 世界有数の資産家で株式投資で最も成功した投資家として知られるウォーレ
ン・バフェットは、物事の本質を彼流のユーモアを交えた例え話で説明するこ
とがよくあります。その一部を下記にて紹介させていただきます。



◎株式市場は見逃しの三振のない野球に似ている。すべての球をスイングする
 必要はない。狙い球が来るまでいくらでもストライクを見逃すことができる
 のだ。

 しかし、君がファンドマネージャーなら話は違ってくる。観客席から「スイ
 ングしろよ、怠けもの!」とひっきりなしにどやされるからだ。



◎仕事選びも投資と同じ。いかなる手間も惜しんではならない。正しい列車に
 乗りさえすれば、金と痛みを節約することができる。



◎経営成績が良くなるか悪くなるかは、どれだけ効率的に船を漕げるかという
 点よりも、どのビジネス船に乗り込むかという点が大きく影響する

 乗り込んだ船が慢性的に浸水していると気づいたとき、より前向きな対処方
 をとりたいと思うなら、浸水部を塞いでまわることにエネルギーを費やすの
 ではなく、船を乗り換えることにエネルギーを費やすべきである。




 

日経平均  36546.95(+583.68)△1.62%

 

 

今は「押し目待ちに押し目なし」の相場で、「買うから上がる、上がるから買
う」の様相となっており、日経平均株価は過去最高値(3万8915円)超え
まで約2370円、率にするとわずか6.5%です。
 

 

 

 

 

カクテル・パーティー理論   

 

 

著名ファンドマネジャーのピーター・リンチは「カクテル・パーティー理論
」として次のような話を紹介しています。

 パーティーに出席した際、職業を尋ねられて「投資家です」と答えると、相
場が低迷中であれば、聞いた人は少しうなづくだけですぐに話題を変えてしま
うか、近くにいた医者に話しかけたりする。

 ピーター・リンチはこのような場合は、相場上昇の兆しだとしています。次
の段階は、職業を答えると、すぐには医者のところへは移らずに、株式投資が
どんなに危ないものかを説明してくるというものです。このころ相場は15%
前後上がっている頃だとしています。

 第三段階では、相場は3割程度上昇しており、人々は医者のところへは移ら
ず、一晩中株の話を聞きたがるというもので、自分の経験を披露したがる人が
増えるのもこの時期の特徴だそうです。

 最終段階では、今度は皆がどの株を買うべきか教えたがり、医者でさえも銘
柄を薦めてくるようになります。この段階になると既に相場はピークを過ぎて
いる、とピーター・リンチは断言しています。


 似た例として「靴磨きの少年」の話があります。

 株式投資で莫大な財産を築いたジェセフ・P・ケネディ(第35代米大統領
ジョン・F・ケネディの父、元駐日大使キャロライン・ケネディの祖父)は1
929年の相場大暴落直前に売り抜けたことで知られいますが、靴磨きの少年
が得意そうに自分の相場観を話しているのを見た時に相場の天井を悟ったとの
話が伝えられています。