その昔。
私がまだ
幼稚園にあがったばかりの頃
色んな諸事情で、唯一
ひとりでおつかいを許されていた
場所がありました。
うちの実家のものすごくご近所さんの
大山乳業の工場です
大山は、
『だいせん』と読むんですよ
決して
『おおやま』
ではございませんので、念のため(笑)
おつりなし、きっかりの小銭だけもらって
「牛乳ください」
と、工場の窓口の方に言うと
「はいよ」
と、白バラ牛乳1Lの紙パック
をそのままくれるんで、
それをかかえて
毎度もって帰ってた記憶があります
時間にしたら、
家を出てから帰り着くまで
ほんの数分だったんでしょうが・・・
当時の私には大冒険だったようで
楽しみにしていたのは覚えております(-^□^-)
その工場も、
ある年に帰省したらいつの間にかなくなり、
跡地は
大山乳業のお店になったらしいです。
何だか色んな意味で切なくなりそうで、
結局いまだに足を踏み入れておりませんが。
数日間帰省 しておりましたが、
東京へ戻る日がやってまいりました。
「飛行機の時間が半端だから
昼ごはんはいらない」
と伝えたところ、
なんと父が
例の大山乳業のお店で、
『食べたことないだろう、うまいぞ』
と、パイシューを買ってきてくれました
えぇっ
昔は父、そんなことしなかったのに・・・
と、こっそり(父に見つからないところで)
びっくりしてたら
『いや、昔から買ってきてた』
と、母に言われたんで
『「あえて」はそんなことしなかった』
と言ったら、納得してました。
なんかのついでとかはあったけど、
自分から進んで
そういうの買ってくる人じゃなかったもん
↑みるくの里のパイシュー
大山乳業の生クリーム、
むっちゃ美味しいんですっо(ж>▽<)y
それをたっぷり使ってる上に作りたて・・・
美味しいに決まってるじゃないですかぁ
あ、でも、クリスマスとかに
紙で注文するケーキはイマイチ・・・
一度冷凍してるせいか、
クリームの美味しさ半減しちゃってて
子供心に、もったいないなぁ、と思ってました
しかもわざわざ
あの父が買ってきてくれるなんて・・・
忘れられない、
思い出の味になりそうです(●´ω`●)