今年勉強してきた事 その5 発表を受けての感想 今後私ができる事 | 一級建築士いつ合格するの?今年でしょ!→合格できたので独立建築事務所立ち上げ、フリーランス、個人事業主による仕事、生活、趣味日記

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一級建築士合格を目指す勉強日記

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3年目のチャレンジでなんとか合格する事ができました。
あらためまして応援していただいた方、コメント等いただいた方、ブログに来ていただいた方、合格物語ウラ指導の方々、資格学校の方々ありがとうございました。

合格物語のブログ大賞をきっかけにブログをスタートし、試験や発表の度にたくさんの方に見に来ていただいてるという事で、ブログとともに成長し、最後は一級建築士になる事ができるようになりました。
今回、私は角番と言われる立場でしたが、私が想像している以上に、角番での合格でほっとしていただいたり、コメントでも勇気をと言っていただけました。

今年なんとか合格できましたが、1年目、2年目それぞれの年ごとに合格するんだと思い臨みましたが、2回とも不合格と判定され、特に去年の2回目は「正直じゃあどうすればいいだよ」って気持ちにもなりました。

製図試験は一生懸命した、誰よりも勉強したから必ず合格する試験ではないと思います。
それでもあんなに頑張ったのに、たくさんの事を犠牲にしたのにって思ってしまうかもしれません。学科試験は明確な基準点数、解答が出ますが、製図はランクしかわからないので特に。

今年の夏過ぎぐらいに日光で一筆龍を描いてもらった記事の画像で雲外蒼天という言葉を描いてもらいました。
意味としましてはコピペで
「雲外に蒼天あり」という。暗雲の外に出れば、蒼穹(あおぞら)は広く、あたたかい。雲は、さまざまな障害や悩みの意。困難を乗り越え、努力して克服すれば、快い青空が望めるという意味。絶望してはいけないという激励のことば。

だからというわけではないですが、不合格になった方の気持ちも痛いほどわかるつもりです。
去年なんかもあれだけやったのに、自分の手ごたえとしてはミスらしいミスも多くはしていない、学校の判定も悪くないのに不合格になってしまったというのは最初は受け入れにくい部分もありました。

ここからが今回のブログの本題です。
今年、私なりに合格できた要因を自らあげていくとすれば、
・人の話を聞くようになった。人の考えも間違えではない、間違いどころか自分の考えより正しいかもと思えるようになった。
・文字でも絵でも「なんとなくわかるでしょ、伝わるでしょ」って気持ちが強かったが、字が下手なりに相手に伝わりやすいように丁寧に書くようになった。→会社で丁寧になった良く言われるようになった。
・自己分析、今年への試験対策が結果論として方向性が間違っていなかった。

合格した途端、自分の考えは間違ってなかった、言った通りだって感じには今後もしたくないですが、今年ブログに書いてきた事を読んでいただければ方向性は間違ってなかったと思えていただけると思います。

標準解答例からも昔の試験とこれからの試験とは変わっていく、変えていきますよって強いメッセージ性のあるものだったと思います。
ただ標準解答例のようにけして良くない計画と文字で説明したから減点はないのか、と言われれば違うと思いますし、なにが減点されて、なにが減点されないなんて事は誰もわかりません。
文字で説明すればなんでもいいだって事ではけしてないと思います。
ついついあの標準解答例ではなんでもありみたいに思ってしまうかもしれませんが、本質は自分が1番良いと思う計画を表現するためによりメリットを伝える事のみにするべきだと思います。マイナス部分を文字で説明したから減点されないだろうと考えるのはリスクが高すぎます。標準解答例についてはまた話できればと思います。

今年の勉強方針のきっかけは去年落ちたあと、ペンギンさんの事務所で行われた、検証会がきっかけでした。
正直不合格で行くの辞めようかなとも思ったのですが、なんとか重たい足取りで行ったのですが、そこが今年合格できた転機だったかもしれません。
今年もペンギンさんのブログで合格者に向けて、試験中の考えのお願いがありましたが、去年の検証会でもその内容を発表されたんです。
屋根ライン書き忘れたけど合格しましたとか、あれミスしたのに合格してましたという合格者からのメールを読み上げて聞いている時、「なんでそうゆうミスしていない自分が落ちたんだ?」「書かれている内容を守るなら自分の方が守れているじゃないか?」って思ったんです。
そのあと、自己分析してサブエントランスを設けている人の合格率高いかな、販売スペースより便所を含めた24時間ゾーンを駐車場2面側となる北西に計画して駐車場からアプローチできている人のほうが合格しやすかったのかなって。
じゃあそう合格したした人達がプランした内容の事って課題文に明確に書かれていたかなって確認すると、例えば南側の遊歩道から直接出入りできるサブエントランスを設けなさい、24時間ゾーンが駐車場からの使い勝手を1番にしなさいなんて書いてはいないです。
あるのは
また、敷地に隣接する駐車場は、本施設の利用者だけでなく、親水公園や渓流で水遊び・散策等をする者も利用することができるものとする。
ぐらいの文面です。

そういうのを確認するうちに採点元の基準が資格学校等で言われているのとちょとずつ変わっているのかなって思ったです。ブログでも資格学校の試験後の採点会の事を書きました。
昨年私みたいに合格判定もらった人が不合格になった割合が道の駅の課題は多かったのではと思って、学校関係者に特別聞いてみたんです。極端ではないですが、やはり多かった、それに伴い、逆のパターンも多かったみたいです。
今まで、深読みしすぎないとか、書かれていない事は極力しないって私は大手それぞれの講座を利用しましたが、どこでも言われていた事です。
でもそうじゃなかったのかな、今後そうなっていくのかな、採点元が昔のものとこれからは変わっていくのかなって思っての今年の勉強方針を決めていきました。

あきらめず、投げ出さず冷静な分析ができたからこそ今年よい結果につながったのではと今では思います。確かに角番はよりプレッシャーを受けると思います。私も合否発表前日、買い物していたのですが、突然もし今年もダメなら学科からスタートしたここ数年間はなんだったんだっていう気持ちになりました。そうなると段々なんか今年もまたダメかもと思ってしまい。
来年2年目、3年目の人のそれぞれの大変さがある。特に私も角番を体験したので角番の大変さはよりわかります。
ただプレッシャーもありますが、ここ2年間一番やってきたという経験もあります。
今回不合格だから無駄だったって事はなく、必ず来年につながると思います。ただ今年やった
経験を来年につなげられる事もできるかもその人の頑張り次第です。

発表前からの今年やってきた事を引き続きこのブログに残していこうと思います。それが私なりの感謝の気持ちだと思ってやっていきます。また来年以降の角番になる方へ、角番からでも合格できるという記録として残ればと思います。
今後ともよろしくお願いします。