「滋賀県園児殺害事件の加害者・中国人妻の裏事情、日中両国農村部の問題」に一言。 | 大阪の片隅から「日本社会を変えたい!」と思い「こっそり」と叫ぶ。

「滋賀県園児殺害事件の加害者・中国人妻の裏事情、日中両国農村部の問題」に一言。

「裏事情」と言うほど、怪しげな物ではないが、新聞紙面(毎日新聞・大阪版2月22日付朝刊)で自分の知らなかった、「事件の裏事情」を知って驚いた。
「日本の農村部の男性が、中国人女性と結婚することは、珍しいことではない」
ということだ。


日本の農村で働く男性は、嫁不足が深刻な問題である。
後継者が育たず、高齢化が進む一方だ。
なんと、中国には、「日本語・韓国語学校」という名目の、その内情は、
「日本人男性との結婚あっせん業」
というものが、存在するという。
しかも、日本にも「農村部男性と中国人女性の仲介業者」が、存在すると言う。
その仕事内容と言うのが、
中国内陸部の貧困層の若い女性たちを、嫁不足の日本の農村地域の男性に紹介。
そして、結婚成立すると、手数料が支払われるという。
仲介業者によると、仲介手数料の相場は、「300万~500万円」だという。
今回、事件が起きた滋賀県の農村部でも、「中国人女性との結婚」は、珍しいことではない、という。
加害者の中国人妻は、「日本の生活になじめず、孤立していた」という。
しかし、一般的に中国人妻に対して、
「高齢者の両親との同居を拒否しない」
「農作業を、しっかりこなす」
ということで、評判はいいそうだ。
たた、今回の事件での中国人妻がそうであったように、
「生活習慣や環境の変化に苦労している、中国人妻」
が、多くいるのも事実のようだ。


自分もまさか「輸入大国日本」が、「妻」まで輸入しているとは、知らなかった。
「過疎化が進む日本の地方の農村部」と、「貧困にあえぐ中国農村部」との「需要と供給」が合致して、このような事が、進行している。
中国では、「一部の人間が富裕層になり、農村部との貧困の差」が、問題。
日本では、「農村部の過疎や農業政策に対する関心の薄さ」が、問題。
両政府が、問題を放置しているのだ。
別に、国際社会で異国人同士の結婚自体は、問題ではないと思う。
ただ、両政府が、「見てみぬフリ」をしているのが、本当の問題である。
日本政府も、いっそ「人口減に対する対策」として、公式に「農村部の国際結婚を奨励」してもいいと思う。
そして、外国人妻たちが日本で暮らしやすいような支援を、しっかりするべきだろう。


中国人妻たちには、「中国に暮らす身内への金銭的援助」という目的があるのだが、
「身内への援助を目的に、異国の男性と結婚し暮らす」という、今の日本人には考えられぬ、
「いじらしさ」
を、ほんの少しでも尊重して、援助の手をさしのべるべきだ、とも思う。