昨日の梅田（私の職場のすぐそば）での悲惨な事故。
今ニュースで、運転していた奈良の５１歳の男性は
大動脈解離をおこし、そのまま意識がほとんどなくなって
しまい、アクセルを踏んだため多くの人を巻き込んでしまったと
報道していた。
異常を感じてハザードランプつけて止まったが、もうすぐに
意識がなくなってしまったのだろう。
心臓の近くの血管が敗れると数分で絶命すると、母親の時に
医師から言われた。
その母親は血管の内側が破れて膨れ上がり今はほぼ７センチの
太さになっている。
梅田の事故は解離をおこしてすぐに破れてしまった。
先月、同じ隣組の５５歳のご主人も同じ病気で亡くなられた。
ある土曜日の午後、ちょっと会社に行ってすぐ帰ってくるわ～と
家を出て、ほんの２～３分後にご主人から電話がかかり
「痛い！背中が痛い！、今郵便局の駐車場にいる。
救急車も呼んだ。痛い～～～」と。
奥さんは慌てて郵便局にかけつけ、救急車に乗って病院へ
行き検査したら、大動脈解離で何箇所かで解離しているとの
ことだった。
ただ心臓の近くではなかったから、苦しみながらも自分で
電話したりできたらしい。
医師からの説明を受け、手術室に入るまでのほんの
短い時間に、ご主人は奥さんに
「何箇所も破れてるんやったらもうあかんかも・・・
今までありがとうな」と話したらしい。
でも医師には「僕、まだ死ぬわけにいきませんねん！」とずっと
言っていたらしい。
流れ出た血液が心臓を圧迫して・・・
手の施しようもなく・・・
奥さんが呼ばれて部屋に入ったら人口マッサージをしていた。
「もういいです・・・」と泣きながら奥さんが言ったのが
ご主人が行ってくるわと家を出て２時間後だったらしい。
少しでも会話出来て良かったねと話していたのだけど・・・・
そのご主人、何の持病もなく元気なステキなご主人だった。
そのご主人も解離した場所が昨日のように心臓の近くだと
車に乗っていてどうなったことやら・・・と考えるだけでこわい・・・
