2007年10月29日(月)

『考えるヒント<新装版>』

テーマ:エッセイ・随筆とか
『考えるヒント』  小林 秀雄/著、  文春文庫(1974、新装版2004)


小林秀雄。名前だけはなんとなく聞いたことはあったが、著作は読んだことがない。
茂木氏の『脳と仮想』 を読んでいたらこの名前が出てきた。
なんでも、この偉大な思想家の書いた『本居宣長』という作品が凄いんだとか。それを読んでみたくて、「ブ」で探したが見つからず、代わりにこれをゲット。その後、新刊本で『本居宣長』を購入。現在は熟成中。。。
さて、この本に収められているのは、どれも私が生まれる前に文藝春秋や朝日新聞に掲載されたエッセイである。
何気ない事柄に対する深い洞察、その思索を表現する簡易な文章。しかも、言っていることもなかなか面白い。なるほど、天才のエッセイとはこういうものか、と思う。

今更かもしれませんが、お薦めです。


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2007年10月29日(月)

『非線形科学』

テーマ:自然科学とか

『非線形科学』   蔵本 由紀/著、 集英社新書(2007)

やっと、今頃読み終わった・・・

集英社新書としては字数も多く、内容も濃密。立ち読みで済ませられるモノが多い集英社新書らしくない。。。

著者は云う。ごく平易な言葉、日常の言葉で、一般人に現代科学を伝えたい。どこまで伝えられるか挑戦してみた。・・・と。


しかし、この本の内容、(新書としては)決して易しくはない。どちらかと言えば難しいんじゃないかと思う。

(かつての科学技術系新書にはこの程度の内容のものは多かったが・・・)


職業柄、“非線形解析”とか、“非線形な挙動”というような言葉をよく聞き、まれに使ったりもすることがあるので、この本を読むことに然したる抵抗感はなかったが、それでも時折、じっくりと読み込まなければ理解できないことも多かった。


非線形科学で使われる用語、例えば、“カオス”とか、“ゆらぎ”とか、“同期”とか、“ネットワーク理論”だとか、“パターン形成”などといった言葉は、最近では日常の中にも頻出するので、興味のある人は読んでみたらいかがだろう。

決して易しくはないと思うが、この本以外の類書に比べれば易しいし理解もしやすい。


これまでの科学が、物事を構成要素に分解し、その微小な構成要素について突き詰めていく学問であり、それ故に日常世界の現象や一般人の感覚から遠く隔たった事象に拘ってきていたとしたら、非線形科学はそれらとは対称にある・・・そうだ。

非線形科学は、それほど物事を精緻に分解しなくとも、個々の要素については本質を抑えておけば、そこそこの理解であってもよい。個々の要素が大量に集まった状態の振る舞いは、個々の要素を単純に足し合わせただけの挙動になるとは限らない。画一的ではない、もっと複雑な挙動を示すことがあり、その挙動は日常の現象や我々の感覚に合致した“生の”あるいは“生きた”物事の動きを表す・・・そうだ。


章構成は ↓こんな感じ。


まえがき

プロローグ

第一章 崩壊と創造

第二章 力学的自然像

第三章 パターン形成

第四章 リズムと同期

第五章 カオスの世界

第六章 ゆらぐ自然

エピローグ

参考文献

さくいん


総論的な内容は、まえがき、プロローグ、第一章、第二章、そしてエピローグに書かれている。

概念としての“非線形科学”を掴みたい方は、その部分を読めばOK。

第三章から第六章は個々の非線形現象を示す事例に関すること。


さてさて・・・、20世紀末、科学の無力さを認識し始めた世界。

はたして今世紀、「非線形科学」が世界に新たな光を当てることのできる科学となるのか?

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2007年10月22日(月)

案の定

テーマ:メモランダム

先週はズ~ット新潟。週末、一旦帰ってきて、また今週も新潟へ。

現場(屋外)での仕事はなかなか楽しいのだが、ホテルに帰ってきて、食事して、風呂入ったら、後は寝るだけ。起きていられない。本が読めない。


新潟に持っていった4冊の本はどれも読み終わっていない。。。

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2007年10月21日(日)

ガリレオ

テーマ:「ブ」のパトロール

TVドラマ「ガリレオ」の威力や凄い。

ドラマを見たカミさんが、原作の『探偵ガリレオ』と『予知夢』を読みたいからと、おそらく埼玉県下でも最大規模の「ブ」に行ってみたのだが、2冊の本は、半額文庫コーナーにも、105円文庫コーナーにも、単行本コーナーにも見当たらない。

別の「ブ」にも行ってみたが、そこにも無い。

一方、新刊本屋には平積み状態。でも、新刊では買わない。


そういや私は、東野圭吾の作品は『秘密』を読んだっきり、他には読んだことが無いナ。

『秘密』の細部はぜんぜん覚えていないが、スッキリしない内容のモノだった記憶がうっすらと残っている・・・?




【注釈】

「ブ」とは、ブック・オフのことです。

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2007年10月15日(月)

はたして読めるのか・・・?

テーマ:メモランダム

今日(10/15)から、今週いっぱい新潟に出張中。

本は4冊持ってきたが、はたして1冊でも読み終わるのか?


『非線形科学』

『人類の足跡全10万年史』

『25時』

『アディオス、ヘミングウェイ』


非線形科学 (集英社新書 408G)/蔵本 由紀
  読了。


人類の足跡10万年全史/スティーヴン オッペンハイマー
  読了。



アディオス、ヘミングウェイ  ランダムハウス講談社 /レオナルド・パドゥーラ
  これも読了。

『25時』 の画像が出てこないぞ! どうなってんだamazon!!




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2007年10月14日(日)

オイラが生まれて300年

テーマ:読みたい・・・(未読本倉庫)

久しぶりに読んでみたい数学本を見つけた。


数学ガール/結城 浩
  こいつぁー、面白そうだ!

「オイラー生誕300年記念出版」と称している・・・。




オイラー本だったら、↓↓ この本は絶対に外せない!


オイラー   吉田武さんが日本人に贈ってくれた感動モノの1冊!


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2007年10月12日(金)

『耽溺者(ジャンキー)』

テーマ:ミステリーとか

SHOOTING AT MIDNIGHT (1999)

耽溺者(ジャンキー)』 グレッグ・ルッカ/著、 古沢嘉通/訳、 講談社文庫(2005)




ボディーガード、アティカス・コディアックを主人公とするシリーズのスピンオフ作品。シリーズ第4弾とも云える。

このシリーズの作品はどれも私の好みなのであるが、今回読んだコレはシリーズ中の最上位にランクされる。


今作での主人公は、アティカスの恋人で、私立探偵のブリジット・ローガン。


アティカスを主人公とした前3作に比べて、ハードボイルドっぽさが、より強調されている感じ。

というのも、主人公ブリジットが頑固、意固地なひねくれ者で、面倒事の全てを一人で背負ってしまう性格を帯びているからだ。


作中では、ブリジットのどうしようもない愚かさや、命を失うかもしれない恐怖に晒されながらも自身の意地とヒトとしての尊厳を守り通す姿が描かれる。


何のために?、どんな価値観を持って?、そこまでの意地を張り通すのか?? そのキャラ設定や動機付け次第では白けてしまい、失敗に終わってしまうことの多いハードボイルドものだが、この作品のブリジットの性格描写や事件に入り込んでいく際の動機付けには共感できる。

シリーズ主人公のアティカスを完全に食っている。

ブリジットの愚かさはカッコいい!


お薦めです。



【アティカス・コディアック シリーズ】

第3作 『暗殺者 キラー』

第2作 『奪回者』

第1作 『守護者 キーパー』


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2007年10月05日(金)

『吉田自転車』

テーマ:エッセイ・随筆とか
吉田自転車 (講談社文庫)/吉田戦車

・・・で 、出張の帰りの新幹線の中で読んでみた。コレ。


ほとんど、いや、まったく意味のない内容のプチ(紀行)エッセイ。

自転車に乗ってブラブラと、それほど遠くないところを、あっちへ行ったり、向こうへ行ったり。著者本人にとっては何らかの意味があるのかもしれない行為。しかし、他人(私)にはどうでもいいこと。意味のないこと。でも、その意味の無さがいいんじゃん!

無意味なことをやって、そんでもって、そういうことを本にまでしちゃう。くっだらネ~。それだけにいいエッセイだ。最高グッド!



【 追 記 】

昨日、休日の土曜日(6日)であったが、船橋の日本大学に用があって、都合一時間半の間電車に乗っていた。その間、再度この本を読んでいた。この本の中では、やたらと蕎麦やらラーメンを食いに自転車を走らせるシーンが出てくる。

車中で読んでいると、なんだか蕎麦が食いたくなってきた。日大最寄り駅で降りたら早速、立ち食いの駅蕎麦でも食べようと思っていたが、その駅には立ち食い蕎麦屋がなかった。

だが、私の頭の中は完全に蕎麦食いモードに入っていた。蕎麦が食いたい!どうしても食いたい!


日大での用事が済んだのは8時過ぎ。その頃には、ビールで腹が膨れていたため、蕎麦は食わずじまい。

明日の休日出勤の際は絶対に食べる!!


旨い!立ち食いそば・うどん―東京・駅別大調査 (小学館文庫)/東京路傍の麺党
¥500
Amazon.co.jp


「駅そば」読本/鈴木 弘毅
¥1,000
Amazon.co.jp


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2007年10月04日(木)

クダラナイ本?(かどうかは判らないけど・・・)

テーマ:読みたい・・・(未読本倉庫)

この記事を書いているのが午前3時。

日付けが変わってから帰宅し、軽く食べて、一風呂浴びたらこんな時間になってしまった。


そうこしているうちに、早朝には新潟に向かわなくてはならない。ほとんど寝ている暇はないナ。

年度末でもないのに、とんでもなく忙しい。


本さえ読む暇がない。仕事の資料ばかり読んでいる。仕事の資料・計画書ばかり書いている。

こういうときこそ本が読みたい。しかも、飛び切りクダラナイのがイイ。何の意味もない、ただタダおもしろオカシイのがイイ。 


なんかない?? と思って、amazonを検索・・・


↓ こういうのなんかどうだろう?

見仏記 (角川文庫)/いとう せいこう
吉田自転車 (講談社文庫)/吉田戦車

こんなこと(ネット検索)している場合じゃないんだった。。。寝よ。。。

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