皆さん、こんにちは！
（一社）日本手作りコスメ協会 代表理事
（株）NAANO 代表取締役
手作りコスメ研究家の辻本奈々と申します。
最近、アメブロの方の更新を止めていますが
嬉しいことに
アメブロのメッセージから
ご連絡を頂く機会があるので
2024年は、
もう少しアメブロも
発信をちゃんとしたいなと考えております！
そこで、まずは私の自己紹介も兼ねて
「手作りコスメの出会い〜事業化したストーリー」を
皆さんへお伝えできたらと記事を書きました。
私のストーリー
普段は、
日本手作りコスメ協会の代表
NAANO代表
として
・手作りコスメの講師育成
・企業主催のイベントなどへ認定講師派遣
・化粧品原料の魅力をお伝えするお手伝い
・化粧品容器の輸入販売
・化粧品登録したコスメキットの企画販売
などの事業を行なっています。
自宅リビングで
1回3000円の教室開催からスタートして
7年が経ちました。
大規模な講座開催のご依頼も増えて
延べ4000名程の方に手作りコスメを教えています。
最近では、これから創業していきたい方へ
「私の起業経験」をお話しする
公的機関様からのご依頼も入るようになり
より、皆さんへ
手作りコスメについて頂く機会も増えてきました。
肌荒れに悩んだ幼少期〜中学時代
私は、幼少期から肌が赤くなりやすい体質で
常に肌トラブルが多い子どもでした・・・。
なので、小さい頃はステロイドのお世話に結構なっていたようです。
ただ幼稚園年中以降は、肌トラブルが落ち着いて
親もホッとしていたようです。
しかし、小学校3年生の終わり頃から
今度はニキビが多発・・・・。
毛穴も開いて目立つ状態で、
「自分の肌が汚い」
とコンプレックスを持つ時代がスタートします。
中学生になると、さらにニキビが悪化・・・。
頬が常に赤くて目立つ状態が続いて
とにかく洗顔をしまくる生活を送っていました。
手作りコスメとの出会い
そんな中学1年生の夏休み
あまりにも悪化して洗顔石鹸が染みる状態になり・・・
同級生が紹介してくれた皮膚科を受診しました。
そこの先生は
生活習慣が体を作っている！
肌トラブルはそこを正さないと治らない！
と薬だけの治療はしない方針でした。
そこから体質改善指導を受けることになり
食事管理やスキンケアの方法などを教えてもらい
ニキビ改善に向けて
本格的に自分と向き合う日々がスタートしました。
その指導の１つに
スキンケア作成のカリキュラムがあり
手作りコスメとの出会いでした！
カリキュラムの中で
使う材料を決める時に
自分の肌と体調から判断する
その大切さを学びました。
女性はホルモンバランスによって
日々の肌と体調が変わっていくので
きちんと「自分の状態を把握して選ぶ」
ここがポイントだと何度も言われました。
ニキビ改善の食事指導と漢方
手作りコスメでのケアなどを続けて
徐々にニキビが改善して
高校入学の時には
すっかり綺麗な状態になっていました！
大人ニキビで気づいた限界
そうして自分のために
手作りコスメは作り続けていて
大学卒業後に住宅メーカーへ入社。
団地への飛び込みやテレアポという
ストレスが掛かる営業職に就きました。
始業は9時
退社は22時〜23時
土日は売り出し現場で外に立って呼び込み・・・。
夏は暑いし
冬は極寒
結構大変な仕事でした・・・。
この頃は、さすがに全部を手作りができなくて
かろうじて化粧水だけ作る。
クリームはドラックストアで買って凌ぐ。
食事は社用車で外回りが多いので
お弁当を作って持ち歩くわけにもいかず
外食やコンビニ弁当ばかり。
そんな生活が続いていました。
さらに、私生活では男女のトラブルもあり・・・。
就職して1年過ぎにある朝突然
ニキビが大量発生！！
一緒にヘルペスも！！！
成人してからのニキビは最悪で
口周りや顎
首などに赤くて痛いニキビが多発・・・。
全然治らない！
ひどい状態に陥っていました。
そこで、休日にしっかりと生活を立て直すことにしたんです！
・スキンケアをすべて手作りに戻す
・食事を休日にまとめて作ってストック
・仕事の日は朝食をバランスよく摂る
・飲み物はお水と麦茶
・どんなに遅くなっても湯船に浸かる
自分と向き合い見つめ直す時間を
手作りコスメを中心に再開させたことで
気持ちも肌も落ち着いていきました。
自分のため〜家族のために
その余裕ができたことで
今の主人にも出会い
結婚を機に退職。
結婚して1年後
第一子の娘を出産します。
娘が、2ヶ月〜乳児湿疹の症状が出て
そこから肌トラブルが頻発するようになります。
それをきっかけに
「自分のための手作りコスメ」が
「家族のための手作りコスメ」
へ変わっていきました。
幼稚園入園までは
ママ向けの講座を色々受けて
娘との時間を満喫していました。
その中で出会ったママ友の中には
・子どもの肌トラブル
・妊娠中〜産後の肌トラブル
などで悩んでいる人が数名いました。
手作りコスメでケアしていると話すと
「私も作ってみたい！」
という反応が多く
通っていた親子体操講座の終了後に
交流の一環で手作りコスメを教える
ちょっとしたサークル活動に繋がっていきます。
ママ向け講座で起業！
そうした活動を間近で見ていた主人から
「自分で仕事にしてみたら？？」
と背中を押してもらい
娘が幼稚園に入るタイミングで
準備を進めて
2016年4月
手作りコスメ教室NAANOを開業
スタート当初は
1種類のコスメ作成体験3000円
この講座のみ！
開業して3ヶ月は閑古鳥が泣いていました・・・
月に３〜５人の予約はあるけど
お友達中心で新規は０
このままではいけない！！と
教室運営ノウハウも
人脈もなかったので
経営者の交流会などへ参加して
色々な人の話を聞くことを始めます。
手作りコスメに需要はない？
ただ・・・
2016年当時は
手作りコスメは今以上にマイナーで
「手作りコスメ？何それ？」
「化粧品をわざわざ作るメリットあるの？」
「手作りコスメで利益なんて出ないでしょ？」
「アロマやハーブの協会に入って協力してもらいなよ！」
結構否定的な事ばかり言われて
初期の頃はかなり凹んで落ち込む日々・・・。
なんで私はメジャーな教室を開講してないんだろう？
内容を変えて新しい資格でも取ろうか？
そんなことも思っていました。
それでも
数人は毎月予約があるし
ママサークルでも好評だったし
ニーズはきっとある！
根拠ない自信を糧にして
続けていくことを重視！！
とにかく進み続けていました。
手作りコスメの不満が糸口に！
そんな私に転機が訪れたのは
「手作りしたコスメの容器が可愛くなくて・・・」
という不満を交流会である経営者に洩らした時！
「だったら海外から仕入れしたら？
中国サイトから実は簡単に色々買えるよ！
化粧品容器もあるんじゃないかな？」
というアドバイスをもらった事でした。
2016年秋
当時は、まだ海外から買い物するなんで珍しく
ネットショッピングもまだ抵抗がある人もいる状況でした。
それでも、気になって検索サイトを翻訳して
必死で商品を探すと
日本では売っていない
可愛い化粧品容器がいくつか発見できたんです！
こうして、2017年1月に
容器を自分で仕入れて教室で使い始め
Instagramで発信をしたところ
「私にも売って欲しい！」
というコメントが殺到！
2月には
BASEでショップを立ち上げて
容器の販売をスタートしました。
初月でいきなり
ネットショップのみで
月10万円の売上！！
実は私は
教室ではなく物販から軌道に乗り始めたんです。
これをきっかけに
Instagramを見て
「見た目の可愛いコスメが作れる」と
教室も受講生が徐々に増えて
県外や海外からも受講しに来てくれる人まで！！
お客様の要望から法人設立へ
少しずつ、新規のお客様が増えていき
・私もこういう教室を開きたい！
・学べる講座もやってほしい！
と要望がくるようになったんです。
個人で認定しても受講生の人に
なんだか申し訳ないなぁ・・・とも感じて
一念発起！！
2017年7月
一般社団法人日本手作りコスメ協会を設立
きちんと法人として
講師認定を行っていく事業を立ち上げました。
すると
地元のラジオ局から取材依頼が！！
FM愛知の番組で取り上げてくださり
初めてメデイア取材を受ける機会がありました。
そこから地元のCBCテレビ「花咲タイムズ」で
尼神インターンのお二人に手作りコスメ体験をしていただき
放送中からネット予約が殺到！
一気に3ヶ月先まで満席という状況で
メディア効果に驚愕した瞬間でした。
手作りコスメ市場を広げる活動へ
この頃から
行政・公的機関の女性起業家支援プログラムへ
参加案内をいただくようになり
手作りコスメを知ってもらう活動もスタートしていきます。
女性でも手作りコスメを知らない人が多く
受講生を増やすには
・手作りコスメの認知向上
・手作りコスメの市場拡大
ここが必要だと痛感しました・・・。
こうした活動を通して
少しずつですが
手作りコスメに共感してもらえる人が増え
行政担当の方や企業との繋がりができ
同じように頑張っている女性起業家の仲間ができて
手作りコスメが社会を変えていくツールになる！
と確信が持てるようになっていきました。
手作りコスメを通した活動へ
今、私が手作りコスメを通して実現したいことは
「みんなの選択肢を増やし笑顔を増やす社会づくり」
化学物質過敏症などのアレルギーなどで
メイクやスキンケアを諦めている人でも
手作りコスメだったら使えるケースがあります。
「手作り」という選択肢で救われる人もいます。
なるべく合成のものを肌につけたくない方もいて
自分の体質や好みに合わせて
原料から選べる手作りコスメはとても喜ばれます。
自分の思いに寄り添える選択肢があります。
大好きだった色が廃盤で困っていて
手作りで再現できることに感動してくださる方もいます。
カラーの選択肢を増やすことも可能です。
コロナ禍以降、
子ども向けや教育機関への講座開催にも力を入れています。
化粧品は何からできているのか？
作成体験を通して化粧品原料の状態から見てもらい
成り立ちや中身に興味を持ってもらう機会を作っています。
子どもの頃から化粧なんて！
とおっしゃる方もいますが、
中身や使用方法、メイクした後の落とし方など
大人でも知らずに何となく使っている方が多い現状を
ワークショップを通して
変えていきたいなと考えています。
そして今、力を入れていこうと考えているのが
手作りコスメを通して
日本には各地域で作られている
魅力的な化粧品原料を知ってもらう活動です！
化粧品原料の魅力を
手作りコスメのワークショップを通じて
お客様へ知ってもらい
原料から化粧品を選ぶ
原料から地域の魅力を知る
そんな機会をたくさん作っていきたいです。
肌の悩みは個性として自分自身では
受け入れられない部分があり・・・
私がニキビで悩んだ中学と社会人時代
「手作りコスメ」という選択肢が救ってくれました。
選択肢が増えると
できることも広がります。
そこから人の笑顔は増えていき
社会に笑顔を増やすことに繋がっていくと信じています。
そんな手作りコスメを
一緒に拡げてくれる仲間と
たくさん出会いたいと思っています！
早期申込み募集中！
そんな手作りコスメを
学んで教室開講までサポートする
手作りコスメ専門士コース
2024年1月スタートの早期募集が始まっています！
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