先週の金曜日に総合病院で股関節のMRIを受けてきました。

 

整形外科の先生と、MRIの画像を確認したところ、先生は「骨や筋肉には問題ありませんね。う~ん、でも痛いんですよね。そうすると腰の方をもっと検査してみた方がいいかな~」と。

 

でも、画像を見ると私が痛いといっている所には、あきらかに何かあるように見えるんですアセアセ

 

でも、内臓の構造がこうなっているのが普通なのかな?

それとも、整形外科では、あくまで整形外科の範囲でしか画像診断しないのかな?

 

私「いちおう、脱腸かもしれないってことで、他の科に診てもらうことできますか?」

 

先生「そうすると、外科かな。じゃあ、外科で予約を取れるように紹介状をメールしとくから、このまま、外科に行ってみて下さい。もし、そこでも解らなかったら、もう一度整形外科に来てみて下さい、痛みの原因を探しましょう。原因を見つけられずに、すみませんでした」って先生が言われました。

 

こんなこと言ってくれる先生いるんだガーン

 

すごく有難かったですほっこり

 

 

そして、外科に行き今日の予約を取りました。

 

そして今日、絶飲食でエコー検査をしてきました。

 

痛みの原因が判明しました。

 

切ってみないと確定できないけれど、たぶんNuck管水腫ではないかということでした。

 

ヌック???ってなんだ?えー?

 

先生「Nuck管水腫って聞いたことないですよね。

私も今回初めて診るので、他の先生にも聞いてみたら、まれな症状で他の先生でも1件しかこの症例を診たことがないって言ってたんですよ」と。

 

Nuck管水腫とネットで検索すれば、出てきますとのことでした。

 

私「この痛みを取るには、手術しかないですか?」

 

先生「そうですね

 

私「では、手術お願いします

 

ということで、即決で手術することを決めてきました。

 

そして、

 

先生「癌になられた方は、お母様ということでしたが、どのような癌でしたか?」

 

私「え~、まず乳癌、直腸がん、肺がん、そして先月乳癌から転移した肺がんの手術をしました

 

先生ガーン

 

お母様はご存命ですか?」

 

私「はい、元気ですほっこり

 

先生「ステージはどの位だったんですか?」

 

私「え~っと、確か乳癌はギリギリ初期位で、直腸がんはステージⅢで、肺癌はステージⅡ位でリンパまで転移していて、先月の肺癌手術は、乳癌からの転移でした」と。

 

先生「けっこう、いってたんですね。すごいですね。」と。

 

そして、エコーと先週撮ったMRI画像の説明を受けました。

 

エコーではハッキリ写っていました。

 

そして、私が先週痛いところに何かあるって思っていたところが、やはりそれでしたほっこり

 

痛みの原因がハッキリしたので、すごくホッとしました。

 

外科でも解らないって言われたら、どうすればいいんだろうってずっと思ってて、昨日あまり眠れませんでした。

 

きっと、今日は熟睡できると思いますほっこり

 

もし、右下腹部の内側で恥骨付近が痛い方、もしかしたらNuck管水腫かもしれません。

 

Nuck管は、左右どちらもできることがあるようです。

 

よく、脱腸(鼠径ヘルニア)と間違われるようです。

 

私も脱腸だと思っていましたから(笑)

 

このNuck管とは、

女性において胎生期に子宮円靭帯の形成とともに鼠径管内に入り込んだ腹膜鞘状突起が生後も開存したまま残存したものの呼称で、そこに液体貯留をきたしたものがNuck管水腫である。

また、鼠径部子宮内膜症は、子宮の内腔以外で子宮内膜細胞が増殖する子宮内膜症が、鼠径部に発生したものでまれにある。

そして、このNuck管水腫の中に子宮内膜症が発生することもまれにあるということでした。

 

たぶん、私はこれではないかということなので、切除された物を病理に出すということでしたほっこり

 

入院はだいたい2泊3日だそうです。

 

簡単な手術だそうです。

 

でも、私は初入院&初手術になるので、たぶん当日は緊張すると思います。

 

入院はしたことないですが、旦那さんに付き添って2ヶ月程病院に寝泊まりしていたので、たぶん大丈夫かなとほっこり 

 

それでは、平成26年10月の通院記録です。

 

 

平成26年10月3日 

総合病院

【呼吸器内科】

【検査】

血液検査、胸部レントゲン、

腫瘍マーカーCEA(正常値0~5)

66.6上昇中

【治療】

ランマーク皮下注

(骨の分子標的薬) 

【処方薬】

ロペミンカプセル

(ジオトリフ副作用下痢止め)、

セレコックス

(足、腰痛み止め)、

ムコスタ(胃薬)、

リリカカプセル

(足のしびれ緩和)、

ノバミン(吐気止め)、

コカール錠

(痛み止め)、

デノタスチュアブル配合錠

(カルシウム剤)、

アレロック

(アレルギー薬)、

パリエット錠

(逆流性食道炎)、

オキシコンチン

(麻薬痛み止め)、

オキノーム散

(麻薬痛み止めレスキュー)、

ジオトリフ

(肺癌分子標的薬)、

デカドロン錠

(アバスチン副作用緩和)、

リザベン点眼液

【泌尿器科】

【処方薬】

ウリトス(頻尿薬) 

病院代 18,440円 、 

薬局代 35,400円 

 

平成26年10月10日

総合病院

【呼吸器内科】

【検査】

尿検査、頭部MRI

【治療】

アバスチン点滴

(血管新生阻害剤)

【処方薬】

ロキソニン(痛み止め)、

デカドロン錠

(アバスチン副作用緩和)、

ジオトリフ錠

(肺癌分子標的薬) 

病院代 6,160円 、 

薬局代 0円 

 

平成26年10月17日 

総合病院

【呼吸器内科】

酷い頭痛の為

【神経内科】

【検査】

頭部CT、腰椎穿刺

(頭部CTにより、髄膜播種の疑いの為、腰椎穿刺)

腰痛穿刺をし、髄液に癌細胞が混じっているかを検査。

この時、化学療法センターで旦那さんが腰椎穿刺を受けている時に、髄膜播種を携帯のネットで調べ、愕然とし涙が出てきました。

髄膜播種とは、頭蓋骨内の髄液に癌細胞が浮いていて、それが直接脳に悪い刺激を与えることで、治療方法は放射線の全脳照射となります。

ガンマナイフやサイバーナイフは、脳の中にある固まっている腫瘍へ放射線をあてますが、髄膜播種は、髄液にがん細胞があるので、使用できません。

脳の髄液に直接抗がん剤を注射する治療方法を行っている病院もあるようですが、結局、一部分しか効かないのであまり効果が得られないということでした。

そして、一番ショックだったことが、予後不良の文字でしたえーん

全脳照射の副作用は、認知症になる可能性が高いということを聞いていましたが、それは、十数年経ってからのことであって、すぐには影響ないということでした。

でも、全脳照射で髄膜播種が治れば、旦那さんは大丈夫だと前向きに思うようにしました。きっと、旦那さんなら大丈夫と。

病院代 0円 

 

平成26年10月31日 

総合病院

【呼吸器内科】

【検査】

血液検査、尿検査

【治療】

アバスチン点滴

(血管新生阻害剤)、

ランマーク皮下注

(骨の分子標的薬)

【処方薬】

ロペミンカプセル

(ジオトリフ副作用下痢止め)、

リリカカプセル

(足のしびれ緩和)、

ノバミン

(吐気止め)、

コカール錠

(痛み止め)、

デノタスチュアブル配合錠

(カルシウム剤)、

アレロック

(アレルギー薬)、

パリエット

(逆流性食道炎)、

オキシコンチン錠

(麻薬痛み止め)、

オキノーム散

(麻薬痛み止めレスキュー)、

ジオトリフ錠

(肺癌分子標的薬)、

デカドロン錠

(アバスチン副作用緩和)、

ロキソプロフェン錠

(痛み止め) 

病院代 0円 、 

薬局代 0円  

 

平成26年10月合計 

病院代 24,600円 、 

薬局代 35,400円

 

31日まで、やはり麻薬系の痛み止めを飲んでいても、頭痛は酷かったです。

ですが、この日にアバスチンの点滴をしたら、痛みが一気に引きました。

アバスチンの点滴は、脳に効くと言われていますが、本当に効きました。

もし、脳転移していて、頭痛が酷い方は、アバスチン点滴おすすめします。

髄膜播種にも効きました。

ですが、来月に入ると、髄膜播種が、癌性髄膜炎に変わります。

この癌性髄膜炎が一番大変です。

旦那さんの経験上、タルセバが効く方は、まず脳転移しているのならば、タルセバ+アバスチン

それでも脳転移が変わりないようであれば、ガンマナイフorサイバーナイフ。

タルセバに耐性ができたとしても、期間が空けばまた、効くようになります。

あきらめないで下さい。

 

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