先日自宅の近くにあるイオンイオンチョコレートケーキ(チョコパイちょこぱいですよね。を買ってきて何気に箱を見ていて…


ナナオの旅行記-チョコパイ


箱の裏を見ていて…


原産国名:韓国韓国


です。パー


ナナオの旅行記-チョコパイ


その原産国:韓国を見て先日のTVニュースでチョコパイちょこぱいの話題が放送されたのを思い出しました。そのチョコパイの話題とは、実は北朝鮮北朝鮮にある開城(ケソン)工業団地の中で働いている北朝鮮労働者のおやつに配られるチョコパイちょこぱいの事なのです。昨年11月にこのニュースが韓国から配信されて来て、その時にチョコパイちょこぱいの話題を昨年ブログ でUPしました。


そして先日放送されたTVのニュースタイトルは…


チョコパイちょこぱいに揺れる南北関係”


韓国で長年親しまれているお菓子のチョコパイが、なんと南北間の緊張の種になっているのです。そのチョコパイは、1日に韓国から北朝鮮へ20万個が送られているのです。その理由は南北が共同開発する開城(ケソン)工業団地で北朝鮮労働者の午後のおやつとして配られているのです。元々は労働者の栄養補給を目的にはじめたおやつだったのですが、人気になり、1日10個ずつ配る会社もあったり、またチョコパイを働きがよかった時の報酬として配る会社もあり、なんとこのチョコパイが生産効率を上げているのです。さらに労働者が持ち帰り市場で売ったりしてこの配られたチョコパイが北朝鮮国内で闇市まで出来ているそうなのです。そしてチョコパイを通して南の経済力・自由経済」が浸透していることに、北朝鮮側は神経を尖らせています。水害の被災地にチョコパイを送る提案を韓国がしても、北朝鮮は拒否です。その代わりに現金を支給してほしいと要求してきたとも伝えられています。そこで困惑した韓国企業の中には、最近ではそのチョコパイのおやつをやめるところも出始めているとも伝えられてきています。


チョコパイちょこぱいは韓国の豊かさを象徴するお菓子で、このお菓子が北朝鮮に流れ込むことで南北の摩擦が生じているようです。叫び


その問題が起こっている開城(ケソン)工業団地は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北朝鮮南部の開城(ケソン)市郊外にある経済特別区にあります。2000年8月、当時の朝鮮労働党総書記金正日(キム・ジョンイル)主席と現代グループ鄭夢憲(チョン・モンホン)会長との合意の下、北側が土地と労働力を、南側が技術と資本を提供して、開城に一大工業団地を造ることが決まって出来た工業団地です。2004年末には工業団地に入居した企業が生産を開始して、2007年には連結された鉄道による貨物輸送も開始されたのですが現在はストップしています。

(現在はトラックアトム輸送のみです。)


【北朝鮮へ延びる鉄道・韓国都羅山駅(トラサンえき)】

都羅山駅(トラサンえき)は大韓民国(韓国)京畿道坡州市長面にある韓国鉄道公社の駅です。また京義線の大韓民国(韓国)統治下最北端にある駅です。駅は民間人統制区域内に位置しており、自由に当駅を利用することができず、 臨津江駅(イムジンガンえき)で手続きをとらなければこの駅へ入ることができません。


ナナオの旅行記-都羅山駅 都羅山駅駅舎

ナナオの旅行記-都羅山駅 都羅山駅駅舎内
ナナオの旅行記-都羅山駅 都羅山駅駅舎内

ナナオの旅行記-都羅山駅 都羅山駅駅舎内
ナナオの旅行記-都羅山駅 駅構内北朝鮮へ延びる線路

ナナオの旅行記-都羅山駅 駅構内北朝鮮へ延びる線路
ナナオの旅行記-都羅山駅 都羅山駅案内板


また開城工業団地は15の企業を入居させて操業を開始しています。非武装地帯の北方限界線から僅か1キロメートル程の最前線に工業団地が建設されています。そしてこの工業団地は、北朝鮮の法律が適用されていて、また実質的な工業団地の運営は韓国側が行うというユニークな運営形態を持っています。ここでは、既に約3万名の北朝鮮の労働者と約1,300名の韓国の労働者、技術者が同じ職場で働いています。


開城工業団地内で働く北朝鮮側の労働者は、韓国側から月あたり約57.5ドルの給料が支払われているそうですが、給料は労働者に直接渡されることはなく北朝鮮側の当局を通してから労働者に渡される決まりになっているようです。


そしてここで一つビックリ叫びしたのがこの開城(ケソン)工業団地内に…

なんとコンビニのファミリーマートコンビニが開店しているのですょ。


開城工業団地内のファミマ♪


しかし


たかがチョコパイちょこぱい


されど、チョコパイちょこぱいですね。


侮れませんです。叫び