幕末維新編に続く、京都歴史マップ第二段!

信長が上洛した、太閤秀吉が茶の湯を催した
戦国末期の京(みやこ)の地図がコレ!


秀吉は、守りにくい京都の防衛のために、
東は鴨川、
北は高ヶ峰、
西は紙屋川(北野天満宮のすぐ西)、
南は九条、
とグルリ京都を囲み、
天下人ヒデヨシの京都として城塞化を目論んで、
総延長22キロの御土居を築いた。


そして、中心には聚楽第を築き、
平安京以来の城坊制が残る町割り街路を貫いて短冊型の町割りへ、
防衛壁として、鴨川に沿った東側の御土居内側に洛中に点在する寺院を強制移転して、
(寺町通り)
京都大改造を行った。
現在の京都の素型ができたのであ~る。


さて、この『京都時代MAP 安土桃山編』をめくれば、
寺町に移転前の本能寺やら革堂、誓願寺はここにあったのか!
と一目瞭然。

実に歴史マニア心をくすぐる一冊。


秀吉の伏見城下にあった大名屋敷も判ります。