今後の治療方針ですが、
その話を主治医のDr.としたのは、先月の9月18日です。
なので、その日の話にさかのぼります。

主治医のDr.に
「今後、どうしたらよいでしょうか?」
と聞くのではなく
「私は、こうしたいのですが」
という、自分の希望を言ってから、Dr.の見解をお聞きする。
常にこのように心がけています。

7月末のCT検査の結果
肝臓の腫瘍は、縮小傾向でしたが、
肺の方は、左右とも全体的に増大傾向だったので
いわゆる「次の手」も、考えておかなければならないでしょうね。

以前からお話しているように、“切除不能進行性大腸がん”となってからは、“生活の質(QOL)が最優先”、点滴で投与する“標準的な重い抗がん剤治療”は、自分は希望しないという考えには変わりありません!

それで、2つ考えてきたことをDr.に話しました。

1つ目
「飲み薬の抗がん剤“ゼローダ”は、今までどおり服用しながら、
“アバスチン(血管新生阻害薬)”を併用して投与する。」
という案です。
アバスチンは点滴投与になりますが、抗がん剤よりは、副作用も少ないと思われるので、針を胸のポートに刺されるのも我慢しなければいけないでしょうね。

ただ、やってみないと、どうなるかわからないのが“抗がん剤治療”ですから。

Dr.からは、有効な方法だと言っていただきました。


2つ目
抗がん剤治療以外の手として、私が、いま期待している治療法があります。
“ハイパーサーミア(温熱療法)”です。
がん細胞は42.5℃を過ぎると死滅します。
体内の病変部を40~43℃にすることで、がんの進行を抑えるという療法です。

これもDr.から、有効であると言っていただきました。

ただ、東大病院には、この“ハイパーサーミア”の施設がないので、そのときは、紹介状を書いていただくこともお約束していただきました。

いずれにせよ、次回のCT検査の結果を見て、次の一手が必要なときは、それらの療法を進めていく可能性をDr.と確認することができました。

“インフォームド・コンセント”・・・がん治療においては、自分が納得した治療を進めていくことが大切です!

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