忙しい日は先生と仕事に関するお話さえままなりませんが、今日はプライベートな話まで出来るほどの余裕が。
「僕、長い休みが欲しいです」と、先生。
ちょ、雇い主がやる気だしてくれなきゃどーすんの
とか心の中で突っ込みながら(笑)「たしかに毎日これだけ忙しいと日曜日のお休みだけじゃ疲れが取れないでしょう」と返すと、
「疲れはまぁ慣れましたが、自分時間が欲しいです」と。
「あ、ご趣味か何か？ゴルフとかですか？」と聞くと、
「ゴルフはしません。誘われますけど、若い頃はお金もなかったし、家庭を持ってからは子供が小さいのに僕ひとりだけが遊びに行くことになるのでしませんでした」
家庭を持ってからは子供が小さいのに僕ひとりだけが遊びに行くことになるのでしませんでした
私、思わず泣きそうになりました
「ですのでね、そうだなぁ、、うちワンちゃんが2匹いるんですよ。だからワンちゃん連れて行ける温泉とかに家族で行きたいですねぇ」
「ゴルフだと家族で楽しむってことからは外れてしまいますからねぇ」
「家族でキャンプとかBBQするのが僕は好きです」
ま ぢ か。
こんな男性がいるのか。
と、思ってすぐ、
いや、うちの男どもが違うんやわ。と思い直した。
だって普通、言わなくてもわかるやろって思ってたし。
産後の床上げもしてない嫁と赤子ほっぽって普通ゴルフ行くか？
それ、言わなくてもわかるやろ無理やろ馬鹿やろ。って思ってた。
そうだよ。
言われてもわからんのがうちの男どもで、普通はわかるやんな
出産から生還したばかりの瀕死の嫁が24時間体制で、
股からは依然血を流しながら尿漏れしながら赤子を抱いたり乳やったり。
ひとりじゃ無理やんな？
家庭を持ってからは子供が小さいのに僕ひとりだけが遊びに行くことになるのでしませんでした
もし、あの時、
パパが親からのゴルフの誘いに一度でもこんなふうに言ってくれていたら、今とは少し違う形があったかもしれないなぁ、、なんてね。
隣の芝は青く見える。とかって言うじゃないですか。
知ってます。
その言葉、知ってます。
知っていても、
その言葉ですべて片付けちゃいけないんだと思ってます。
不快をなかったことにしちゃいけないんだと思ってます。
だから本当に、泣きそうになりました。
そう、
私はあなたから
あなたから、この言葉を聞きたかった。と。
とゆーわけで、先生の爪の垢でも煎じて飲んだらいいと思うよ
