続き | 浜のおじさんの野球を40代過ぎてから覚えるブログ。野球とは楽しく、にぎやかに見るものだ。

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行けばいいかなと」と頭をかいたが、驚いた原監督は「少年野球のように試合前早めにユニホームを着て意気揚々と。そんな姿が新鮮でした」と頼もしげにうなずいた。
 巨人の10代投手で初登板初勝利は、83年の槙原以来、29年ぶり。場所も同じ甲子園だ。同時代には斎藤、桑田も10代で勝利を挙げ、「最強3本柱」へと成長していった。「次もきょうのようにゲームをつくれる投球をしたい」と宮国。この19歳にも輝かしい未来を期待せずにはいられない。
 ▼巨人阿部(宮国について)たいしたもんだよ。持ってるものを全部出してくれた。自分としては、カーブをどう生かすかを考えていた。
 ◆宮国 椋丞(みやぐに・りょうすけ)1992年(平4)4月17日、沖縄県生まれの19歳。小学1年で野球を始め、糸満では1年秋からエース。3年夏の沖縄大会では決勝で興南・島袋(現中大)との投げ合いに敗れ、甲子園出場ならず。10年ドラフト2位で巨人入団。同校初のプロ野球選手となった。昨季は2軍で4試合に先発して3勝0敗、防御率0・00。1メートル85、76キロ。右投げ右打ち。