【日】斎藤“坂本覚悟!”ケンカ投法で内角をえぐる! | 浜のおじさんの野球を40代過ぎてから覚えるブログ。野球とは楽しく、にぎやかに見るものだ。

【日】斎藤“坂本覚悟!”ケンカ投法で内角をえぐる!

スポニチ
 日本ハムのドラフト1位右腕・斎藤佑樹投手(22=早大)が、オープン戦3試合目の登板となる6日の巨人戦(札幌ドーム)から内角球を解禁する。4日の札幌ドームでの全体練習後に明かしたもので、09年11月のプロアマ交流戦「U―26NPB選抜VS大学日本代表」以来となる巨人・坂本勇人内野手(22)との同学年対決では胸元をえぐるケンカ投法も宣言。プロ1年目、手探りの投球を続けてきた斎藤が、ついに「本気」をみせる。
 キャンプイン目前の1月31日。「マウンドに上がったら、僕は豹変(ひょうへん)します」と話した斎藤が、6日についにその姿をファンの前にさらす。涼しい顔で打者の胸元をえぐる。巨人の重量打線を相手に、斎藤は本来の投球スタイルを解禁する。
 「巨人は1~9番まで強打者がそろっている。気を引き締めていかないといけない。内角いきますよ。巨人だから内を突きます」
 ここまで練習試合、オープン戦の実戦計3試合で4回を2安打無失点。全57球を投じたが、その内容は外角直球を基本としたもので、内角球は1球もなし。実は2日のヤクルト戦(札幌ドーム)で捕手の大野から1球だけ内角のサインが出されていたが、逆球となり外角にいった。斎藤が外一辺倒の配球でプロの打者と対じしてきた背景には、自分の直球がどこまで通用するのか。投手の基本は外角低めの直球という明確なテーマを持って臨んだ結果だった。
 そして、外角にきっちり制球できれば、プロでも打たれないと確信できた。それならば、もう一段上のステージに進む。プロの打者にどれだけ胸元へ投げ込めるか。シーズンに入れば外角だけで通用するほど甘くない。吉井投手コーチも「外角低めにきちんと制球できずに他のことをやっても仕方ないが、それが(斎藤は)できている。そろそろ内角攻めもやった方がいい」と後押しした。
 「あいつは内角が強そうですね。どうやって攻めるか考えます」。もちろん、注目が集まる同じ1988年生まれの坂本との対決でも、その意思は変わらない。坂本といえば、体を軸回転させてさばく内角打ちは球界トップクラス。それでも斎藤の生命線である外角直球とスライダーを生かすために、あえて内角を突く。
 早実のエース、光星学院の主砲として両雄は06年春の甲子園に出場したが、直接対決はなかった。ひと足先にプロの扉を叩いた坂本とは09年11月22日のプロアマ交流戦で1度対戦。しか