ピアノを弾く縁も機会もなかった、子供の頃に習ってはいたけれど挫折してしまった大人の方に、教室に通わずとも自宅で・移動中で・移動先で、視聴しながらマネするだけで最短30秒で弾けてしまう動画配信レッスンをお届けする、絶対ピアノ 大人のオンラインピアノ塾開講前のピアノマスター七子です。
さて突然ですが、我らが武道館の名を一躍世界に知らしめた70年代ロックバンドをご存知ですか?
その名は.....
チープ・トリック
米国イリノイ州ロックフォード出身の
ポップロックバンドです。
初代メンバーは1969年にメジャーデビューしたものの商業的成功には恵まれず、紆余曲折を経て、新たに結成したチープ・トリックで1977年にデビュー・アルバム『チープ・トリック』を発表するも、本国アメリカでは鳴かず飛ばず。その後2枚のアルバムもヒットには至りませんでした。
ところが時を同じくして、アメリカ以外の国で彼らに注目する動きが出始めてきたのです。
ミュージック・ライフと
ロッキング・オン
日本の二大音楽誌でした。
その評判を聞きつけたソニー・ミュージックの名物ディレクター野中則夫氏は
カッコイイ二人とカッコワルイ二人のビジュアル対比が面白い!
ロビン・ザンダーの甘いルックスは絶対日本女性にウケる!
との確信を持ち、大々的な宣伝活動に取り組んだところ、瞬く間に若い女性中心にヒットし、あれよあれよという間に武道館を含む初来日コンサートまで決定したのですから、これはもう驚き以外の何ものでもありません。
本国では前座扱いにしかすぎなかった.....
が、長い下積み時代の中で数え切れない程のライブをこなし、
ステージに確固たる自信を持っていた彼らは、見事来日公演を成功させたのです。
ヤマトナデシコが熱狂したのは言うまでもなく。
それからの彼らは
日本限定でリリースされた『チープ・トリック at 武道館』が本国へ逆輸入となり、『Cheap Trick at Budokan』は全米4位のヒットを記録。
その勢いは世界にまで飛び火し、アルバムはトータルで400万枚を売り上げ、世界的なメジャーバンドへと躍進し、昨年にはロック殿堂入りも果たしました。
「我々は武道館からスタートした!」
そのスピーチも含めた演奏映像を金曜日に観て大感動し、今回の記事を書く衝動に駆られた次第です。
日本人ディレクターの仕掛けにより日本で爆発的に売れた彼らが、本国で世界でも売れるようになり、そのおかげで世界中のミュージシャンに武道館の名が知られ、その極東の大ホールで演奏することが夢💖とまで言わせるようになったのですから、何とす薔薇しく理想的なウィンウィン関係なのであろうと、シミジミ思いました。
ではここで、彼らの最大のヒット曲『甘い罠』をご紹介したいと思います。
原題は "I Want You to Want Me"
I want you はあなたにして欲しい
to want me は私を欲しがることを
ですがこんな日本語はありませんのでね
おそらくは「僕を求めてよ」
ニュアンスかと思われます。
I want you to want me
僕を求めてくれよ
I need you to need me
僕を必要として欲しいんだ
I'd love you to love me
僕を愛して欲しいんだよ
I'm begging you to beg me
こうやって僕がお願いしてルンだから
2年以上、世界中からファンメールが舞い込み
ネイティブとガチでやり取りし続け
彼らにドスコイ鍛えられた
世界の七子の翻訳ワザでした^^
では甘〜いルックスのロビン・ザンダーが
あなたへポップに語りかけます💋
イマドキの草食男子的な感じがしませんか?
しかも極めて美形な。
40年前の彼がイマこのお姿でステージに立ったら
イマドキの女子にキャーキャー騒がれるのではないかと
そんな気がしてなりません。
まぁ確かにイマは。。。。。
少々恰幅がよろしくなりましたけれども。。。
でも御年64歳のロビン・ザンダーは永遠のロックの王子様です👑
私にとっては