私はコンサートに行ったことはありません。
この人!とずっと応援する程、
熱狂的に推しがいたことがありません
しかし、ある劇団さんだけサポーターズに入っていた時期があり、
「いつかこんな舞台に出てみたい」
それが今の私に繋がっています。
昨夜その劇団さんから突然の休止発表があり、
衝撃的でした。
まさかのまさか。
あの常に活動している大きな劇団さんまでもが…
詳細が解らないモヤモヤなファンの気持ち
それを改めて実感する今日です。
だからって訳ではないのですが。
私からのご報告はどうなのか…とずっとずっと迷い、悩んでまいりました。
1番下っ端の私からの報告も違うかと
一部の方々は耳にされたり、
SNSなどで周りの方々が書き込まれたりし、
ご存知の方もいらっしゃるかとは思います。
しかし本日、私が出演する舞台の情報公開がありました。
演劇企画 heart more need 第三回公演
『アンオーダブル』
※種別、序列をつけられないこと
日程:11月20日(水)~24日(日)
会場:劇場 MOMO(中野)
作:米内山陽子<演劇ユニット「チタキヨ」>
演出:広瀬格<dopeAdope/smokers/DART'S>
南口奈々絵(豪勢堂 GLove / 株)酔いどれ天使)
百花亜希(DULL-COLORED POP)
吉水雪乃(BESPOKE JAM / 芝居屋風雷紡 / コマイぬ)
音野暁(ロデオ★座★ヘヴン)
塩崎こうせい(㈱ケィ☆サイド)
初めて名前の後に「劇団ショーマ」がなくなり、
改めて色々考え、モヤモヤした気持ちのまま先には進みたくないという私の個人的な気持ちで、
この場にて発表させて頂くことをお許し下さい。
劇団から公式発表がないまま
2019年2月5日ホームページを閉じ、
22年間所属しておりました、劇団ショーマは解散しました。
「東京で芝居をしたい!」という気持ちは
高校生の時からいっぱいで、
名古屋のタレントセンターなどにも通い、
色々なオーディションを受け、落ちまくっていました。
1997年。
ショーマの新人オーディション募集を雑誌で見つけ、
役者友達が、ショーマが大好きで、三重で自ら旗揚げしずっとショーマ作品をやってました。
その友達に「ショーマ募集しているよ」と伝えたら、
「実は昨年もあって受けたら落ちた」
と言うので、 「私が受けて受かったら面白いねー」
と完全に不純な動機で受けました。 約800名中8名の合格者。
その中の女1人という、あり得ない奇跡が起き、 東京で芝居をするチャンスを頂きました。
2年間の研究生を経て、劇団員になりました。
80年代の良き演劇スタイルを先輩達から沢山教わった事は私の財産です。
劇団員になった2000年「リプレイ」の千穐楽で、
劇団から休止発表があり、
2003年企画公演として2本打ちましたが、
本公演の復活をずっと待ち望んで下さっていた皆様には大変申し訳なく思っております。
先輩達が選んだ形をご理解頂ければ幸いです。
私自身もW主宰として、
2014年立ち上げた 株)酔いどれ天使というプロデュース集団も昨年からお休みを頂いております。
年1回の公演を打つ事すら、役者以外の大変さを実感し、続けていく事の難しさを痛感しています。
でも待ってくれるお客様がいるから。
素敵な時間を共有頂きたくて、死に物狂いで作品を作り、貴重なお時間、お金を使って劇場に足を運んで頂く事で成り立っているのが、演劇です。
だからこそ。
少しでも興味を持たれた舞台、役者、スタッフ、関係者の方がいらっしゃったら、是非劇場に足を運んで欲しいのです。
観れば良かったな…
次回行こう…
でもその時しかないのが舞台です。
そして次がないかもしれない…のが舞台です。
本日情報公開となりました舞台は
11月とまだまだ先ですが、
少しでも気になってくれた方は、
スケジュール帳にメモって頂き、
足を運んで下されば本当に本当に嬉しいです
歳だけ重ね、未だなんの力もない私ですが、 役者としてお話を頂ける限り、
マイペースに、精一杯、今後も続けて行けたらと思っております。
先日の家族写真です。
私がショーマに関わった数少ない作品だけでも
チラシとかをデータ化したいと思っています。
(まだネットとか発達してなかったので、ホームページ以外残ってなかったんですよね…💧)
ショーマを応援して下さった皆様と、先輩達に感謝して追々となりますが、個人的に足跡を残しておこうかな。と思ってます。
【劇団員】
川原和久、山本満太、木村ふみひで、尾小平志津香、児島功一、高橋まさかず、南口奈々絵