大変だ!JASマークの実態 | My Happy Organic Life

大変だ!JASマークの実態

ちょっとカタい話。

10月11日木曜日の夕刊にこんな記事を発見。

有機JASマークの不正使用が

後を絶たないそうです。


この1年で巷にはオーガニックフードの

レストランや食材屋が急激に増え、

農水省が認定している有機JASマークの

付いた野菜や食品が、普通のスーパーでも

見られるようになってすごく嬉しかったのですが。

この先、海外のように日本のどこでも美味しい食事が

食べられる、そんな時代を予感させていたうやさき。


これまでコストギリギリでポリシーを貫いてきたで

あろう農家の皆さんがさぞかし助かって、

結果いろんな野菜やオーガニックフードの

価格が下がるであろう、と期待していたやさき。


確かに、この有機JASマークに関しては

規定がちょっとゆるいのでは?

それではオーガニックとはいえない!

といことはオーガニック界では周知の事実。

ずさんな管理により不正が横行していたとは。



そもそも有機JASマークというのは

農薬や化学肥料を2年以上使わない土壌で

育った農産物や加工食品につけるもの。

農林水産省が認定した

登録認定季候がその認定を行うわけです。


化学肥料を使っているのに「有機栽培米」

として売っていたり、不正にマークを使用している

農家や業者が多発しているとのこと。


怖いですねー。

ロハスビジネスの猛威を感じます。

日本だからこの曖昧さで、夕刊の社会面で

許されますが、アメリカや海外で同じことが

起こったら民間団体をはじめ、かなり大事です。


一般的に日本人のオーガニックに

対する意識開拓は今年あたりが元年。

真剣に有機栽培を実践されている

農家の皆さんに改めて敬意をはらいつつ

私たちも、少しずつでもいいから

オーガニック啓蒙活動をしていこうと決意。


農林水産省も、形だけではなく

本当のオーガニックの意味に

少しでも気付いて欲しいものです。

ゴアさんみたいな、政治家が

日本にひとりでもいるといいのだけれど。