追いがつお


【追いがつおつゆ/ミツカン】「嫁姑シリーズ」続編/五月みどり 菊池桃子

年越しの準備をしている嫁の菊池桃子と姑の五月みどり。
五「来年はイヌ年ね。」
桃「そこで今夜は、‘追いがつお’で“特製わんこそば”。」
五「シャレがきいてる。」
桃「いえ、ダシがきいております。」
五桃「来年もいいダシで。」



「来年は‘イヌ’年ね。」の言葉に
「そこで今夜は!」って言ってから画面に蕎麦が映るまでの0.5秒間ぐらい、背筋に冷たいものが走る。

だって、
『イヌ』ときたところで、煮えたぎる鍋の前でダシの瓶を片手に『そこで今夜は、』って、・・・・えぇぇぇぇそんなぁぁ!!!
って一瞬戦慄を感じたところへ、ゆるいトッピングの『わんこそば』なるものが映ってほっとする。
よかったよ、のんきなダジャレの蕎麦で。
だってさあ、ついこないだも冗談じゃないかんじのニュースやってたんだもん。
わけのわからない文化は持ち込まないで欲しいんだよ、まじで。
おかげでありえない連想をしてしまったじゃないか。