昨日は、大阪府易道事業協同組合の研修会&懇親会でした。
このシーズン、あちらこちらで忘年会
この業界も例外ではなく、
実は、同業組織の忘年会が当組合の忘年会と同日に重なっていたので、いつもよりも来賓の先生方のご臨席が少なかったのですが、それでも多くの方にお越しいただきました
ご出席くださいました先生方、本当に本当にありがとうございました。
中山泰秀先生も、中東から帰国後、当組合のために駆けつけてくださり、占い業界に熱いエールをお送りくださいました。
中山先生、いつも本当にありがとうございます
ご来賓の先生方は、みなさんこの業界で、真摯に占い業に取り組んでおられる先生方ばかり。
先生方みなさんからも、有りがたいエールをいただきました。
そのおことばを聴きながら・・・
焦らずに、地道にきちんと地盤を固めていかなければ・・・と、あらためて感じています。
組合の知名度はまだまだ低いのが現状ではありますが、
研修会(私が講師だったのですが)ご出席くださった方から、
「このようにして学問を広めておられることがすばらしいです」
とのおことばを頂戴しました。
お金儲けの話ばかりしている占い師は、実はこの組合には一人もいらっしゃいません。
それは、自分自身が時間をかけて学んできた学問が盤石である故のことだと、なぜかスッと腑に落ちて、これまでのもやもや感は消えました。
学問が盤石であれば、
あえて金銭でガツガツ評価してもらわなくても、
占い師としてのアイデンティティを確立できるのだと確信したのです。
占い師とは、本来、お客様からの確実なフィードバックによって価値が決まります。
(逆を返せば、占術が浅学だと、お金で評価してもらって、何とか自分の占いを価値づけようとするのかもしれません)
鑑定後、お客様から
「気持ちがスッとした」
とか、
「話を聞いてもらって楽になった」
とかのレベルで喜んでいてはいけません。
「占いは癒しじゃない」
私が尊敬している先生のおひとりがおっしゃっていたのを思い出しました。
一流の占い師は、慰めの言葉や、きれいごとだけを並べません。
ときには、お客様に厳しい鑑定結果を突き付けることがあります。
それは、お客様の未来をよりよいものへと導くためであるという信念を抱いているからです。
厳しい鑑定を受けたお客様は、当然そのときは苦しいでしょう。
自己の課題に向き合わせられるわけですから・・・
でも、その鑑定結果をうけて、より良く生きるために頑張っておられるお客様の未来は変わっていきます。
そして、占い師への正のフィードバックが起こります。
真の占い師とは、やはり地盤がしっかりしていますから、
そのことにあらためて気づかされた、そんな忘年会でした
今年は、私にとって、いろんなことが起こり、
いろんなことを考えさせられる一年となりました。
どうして同じような事象ばかりが身の回りで起こるのか、
そこには必ず何か学ぶべき事柄が埋もれているはずだと思っていました。
でも、年の瀬に、ようやくその意味を解せましたし、大切なことに気づけました
来年は、またさらに多忙な日々を送りながら、
大事なものを見極めて、
さらなる自己を確立させていく・・・
そんな一年になりそうです