くどいひとたち | 年子姉妹の育児日記~夫の不倫で別居中~

くどいひとたち

義母からメールきてた。

お父さんからファックスを頂いたりお母さんから電話を頂いたりご両親には心労
をおかけしてます。こんなことになった罪深さを感じています。本当に申し訳な
いです。息子と話をすると今の状態で家族に会っても子供達に良い影響を与えな
いから時期を待ちたいと言うのでその言葉を信じて待っています。息子が子供達
のことを愛しているのはnanaちゃんが一番わかっていてくれていると思っています
。こちらにいる頃よく寝室で泣いていたとnanaちゃんに聞いたことがあります。そ
の頃と息子の子供に対する気持ちは変わっていないと信じます。

nanaちゃんにしたら親が何をいってきても本人の言葉しかいらないと思うかも知れ
ませんが、息子は子供を愛しているのは事実だと心から叫びたい気持ちです。息子は小さな行き違いにこだわる人間ですが私たちはそのこだわりはそんなに長く
続くとは思っていないので必ずもつれた糸が溶けると思っています。長々と私の
気持ちを書かせて頂きました。ありがとう。お母さんの電話でぼたこが川崎氏病の
疑いがあると聞きました。おばあちゃんのことも有って大変でしょうがよろしく
お願いします。


義母さんが心から叫んだって息子さん本人がやる気なしなんだからさー。



義父からもきてた。

一昨日ふたたびお父様からファックスをいただきました。
nanaちゃんに息子が送ったお父様のファックスを息子に見せた
ことを含め、色々なお叱りをいただきました。

立場を変えれば、私も同じことを考えるでしょうし、同意します。

ただ、いまの問題の解決を図ろうと思うときに、感情面が全面
に出てしまうと益々難しくなってしまうと思い、このメールに添付
しました考え方で整理できないものかと思っています。
お父様にお渡しください。電話での話かとは思いましたが、会話
では言葉足らずになることが多く、真意が伝わりにくいと思いこの
添付文章にしました。悪しからず了承くださるようお伝えください。

ポイントは「一家を元に戻し、仲良く暮らす」ために、今、何を
すべきかに集中できませんでしょうか、と言うことです。

息子から、相変わらず、無愛想な(修飾語のない)メールを
発信したことと思います。彼としては「戻ってもらう」話し合いに
行くつもりだと思います。成り行き上、弁護士さん立合いの場
となるようですが、nanaちゃんも戻るにあたり「これだけは約束し
て欲しいこと」などを示され、話合い、納得ずくのことを「約束」
とされては如何でしょう? 
具体的日取りは、弁護士さんから息子に連絡が来るのですか?
それともnanaちゃんからですか?

また、お母さまから、ぼたこが「川崎氏病」の恐れがあるとの話
を聞きました。遠方からでは何もしてやれなくて、残念ですが、
充分に注意してやってください。お大事に。

ところで、nanaちゃんの携帯メールは、今も健在ですか?
連絡方法は、このPCメールだけになっていますか?


父あての文書

前略
ファックスを見させていただきました。
本当に悪いサイクルに入ってしまっていることを実感し、ビックリすると共に、残念でなりません。

私どもは、決して息子をそして彼の欠点をかばおうとするものではなく、「息子一家が元に戻り、仲良く暮らす」ようにするためには何をすればよいのかを探っているだけなのです。全てをこの1点に絞って物事を判断したいと思っています。
息子には、お父様がご指摘のとおりの欠点があることも判りました。私なりに直そうと努力をしましたが短期間では難しいのが実情です。だからといって、このままの別居状態が許されるわけはないと思い、できるだけ早く解消して欲しいと願っております。そのためには、欠点はあるものの「とりあえずは、あるがままに受け入れて」の解決策を考えざるを得ないのではないでしょうか?このやりかたが受け入れられないということなら、別の方法を考えざるを得ないと思います。妥協点を見つけたいものです。

お父様がお叱りの子供への言葉がけについても、お父様の見方もあるでしょうが、一方、一連の争いの中で持ったこだわりが消えていない段階で、やさしい声がけをすることが難しく、あえて避けて通ろうとしているのではないかと思えます。
2月13日のメールでもお話しましたが、息子の子供への愛情は本物です。そちらに伝わる表現方法がまずく誤解を生んでいますが、これは信じてやって欲しいと念じます。

今の色々な不満点が、目標達成、すなわち「一家が元に戻り、仲良く暮らす」ことにどれくらい大事なことなのかを、判断基準に出来ないでしょうか。
 一方、「一家が元に戻り、仲良く暮らす」目標の達成のために、絶対に許せないことは何なのでしょう?これに絞って話し合いがされ、解消のための約束ごとにできれば最も良いと思っています。感情的な議論が避けられれば嬉しいと思います。

 私どもは、色んな問題、障害を抱えたままでも、まずは一緒に生活する、そして、その中で「仲良く暮らすこと」に、両人、周囲が時間が掛かっても努力することしかないのではないかと考えています。
こんな考えをベースに、今迄もメールを作ったつもりですし、息子にも話をし、nanaちゃんにもメッセージを発信してきました。お父様にも判って頂いていると思っています。

 なお、息子の職場への働きかけをされることを止め立てする理論を持ちませんが、その結果、何が子供達(孫)に残せるのでしょう?
言いたくない言葉ですが、「一家が元に戻り、仲良く暮らす」ことを望む私どもにとっては、決して嬉しい提案ではないことだけは伝えておきたいと思います。

草々