独り言です


私個人の考えなので

気分を害す方がいたらすいません

スルーして下さい






何年経っても

ふと息子を想う時


同じところを

ぐるぐる回っているような

感覚になる


息子が選択した「死」について

何故なのか…

何故自ら命を断ったのか…


答えの無い答えを

探してしまっているのかも

しれないけれど


自殺…

自死…


ニュースで

見聞きすることはあっても

自分の身に起こるなんて

思ってなかったから


愛する自分の子供が

自死するなんて

想像もしてなかったから


何となく他人事で


そこに大きな苦しみや

遺された家族の消えない

ひとつひとつの

大きな悲しみがあるなんて

知らなかった私


そして、その悲しみの

当事者になるなんて

全く思いもしなかった私


息子が自死してから

命のこと

生きること

そして死ぬということ


あまり気にせずに

流していたことを


あの日から

何度も何度も

この「生」と「死」のテーマを

深く考えさせられている


この世に生まれて

寿命で死を迎えるのは

生き物すべての自然な摂理で


どんな人にも平等に与えられてる


生まれたからには必ず死ぬけど


自分がいつ死ぬのかは

わからない


このあと

事故にあって

突然死ぬかもしれないし


この先としても

自然災害や病気や

何が原因でいつ死ぬのかはわからない


当然来ると思い込んでいる明日は

こないかもしれない


そう思うと


この瞬間

今日という1日を生きていることは

奇跡であって


息子を失った悲しみを

背負いながらも

私は今、生きている


そこには意味なんてなくて

意味を求めてはいけなくて


ただ「感謝」だけで

いいのかもしれない


生かしてもらってるのだから


悲しみながらも

自分の人生を生き抜く


頑張れない日もあるけど

下を向いてつまづく日もあるけど

感謝を忘れず生き抜く


そして私の人生を終えた時に

息子に再会して

たくさん話をしたいと思う


自分の人生を

生き抜けなかった息子



「生きる」


息子が中学生の時に書いた書道の文字


すごく今は痛いほどに


胸に響く



ーTOWAー