【入力】
"a,b,c"
【出力】
<a> <b> <c>
【サンプル】
#include <cstdlib>
#include <iostream>
#include "boost/tokenizer.hpp"
using namespace std;
int main(int argc, char *argv[])
{
//型宣言
typedef
boost::tokenizer<boost::char_separator<char> > csv_tokenizer;
//区切りクラスの生成
boost::char_separator<char> sep(",");
//解析対象
std::string str = "a,b,c";
//解析クラス
csv_tokenizer tokens(str, sep);
//区切った文字を取り出す
for(csv_tokenizer::iterator tok_iter = tokens.begin(); tok_iter != tokens.end(); ++tok_iter)
std::cout << "<" << *tok_iter << "> ";
std::cout << "\n";
system("PAUSE");
return EXIT_SUCCESS;
}
【説明】
boost::tokenizer を使用すると、区切り文字で区切った文字列を取得するのが簡単です。
Iteratorを使用して次々に文字列を取り出せます。Iteratorが分からない人は、こちら を参照。
tokenizerはコンパイルの必要がないのでそのまま使用できます。
区切り文字を複数指定することもできます。
【漏補 】
漏：
tokenizerを使用している間に解析対象のstring（上記の場合str）を変更すると、正しい結果が得られません。
補：
tokenizer使用中は解析対象を変更しない方針にする。
どうしても変更したい場合は、tokenizerに渡す値はコピー文字列にし、元の文字列を変更する。
string copyed = str;
tokenizer tokens(copyed, sep);
参考：