何年ぶりに(この)ブログに書くのだろう..
最近はほかのメディアに寄稿していたので別にそれほど久しぶりでもない。
大学を卒業して社会人になり他との縁もできて、アメブロの性質的にオタク系DIYはなじまないので移住していたが、内容的にSEOが強いアメブロを選択する必要がでてきた、ので帰ってきたわけよ。
前置き
2022/3頃に三井住友からTile機能が搭載されたクレジットカードが限定で発売&配布された。
通称”Tileカード”というのだけれど、厚さ1mmもないカードにTileという探し物トラッカー機能を搭載した、ガジェットマニアには涎もののブツだった。1500枚限定だったし初期費用5500円なので応募が殺到したかもれない。Tile本家からはこんな薄いの発売していないしね。そんなこんなで当選した。
当時の記事→忘れ物トラッカー機能付きクレジットカード「三井住友カード Tile」が登場、初回は1500枚限定発行
本題
普通のクレジットカードとして使えるし、財布を無くしても追跡できそうだし、ガジェットとしては有能だし、あとブラックでなんか良さそうな雰囲気だしw、今も愛用している。面倒な子ほど可愛いというか?
こんなに薄いのにBluetooh、バッテリ、スピーカーを収めてるのすごい。
でも挑戦的な商品だし本家から類似商品が販売されていない(Tile slim 2022は厚いです)ことから察せると思うけど、この商品には問題が多い。
まず充電したら半年は使用できると説明書きにあるけど最長で二週間..最近は3日以内に電池が切れてしまう。
お店で使用する際にレジでエラーが起きて決済ができないことが”まれによくある”という。
充電トラブル
使用して半年ちょっと経過したこのごろ、ついに充電ができなくなった。
専用充電器に電源をつないで赤いLEDが点灯するのを確認してカードを差し込んでも一瞬青いLEDが点灯するが消えてしまう。
普通の人の場合
保証期間が1年あるカードなので、説明書記載の窓口に問い合わせます。
でも「窓口が違うといわれる」ので誘導された三井の窓口へ問い合わせることになります。
ただし、TileカードはWeb手続きの対象外(Vpassで操作できません)なので面倒な事になります。
平日昼間にお電話しなければなりませんね。
原因はなんだ?なんだ?
理由は簡単、バッテリーが劣化してしまい終止電圧が低くなりすぎて充電回路の安全装置が働いてしまいストップしてしまった、ということです。
この商品を実現するには超薄型電池が必要不可欠となるが、目的に対して能力が不十分だったという事だろう。
一時的な解決法
実は10分ほどで充電を再開させる方法がある、半田コテも握らずに。
豆知識だが、バッテリーを保管しておく時に3.7Vという容量50%にしておかなければならない。これは環境温度によってバッテリーの電圧が上下してしまいからで、4.2~2.8Vを超えてしまうとダメージが入る。
つまりカードをお湯で温めればいいのです、内部の終止電圧が上がりますから。
カードは精密機械なのでジップロックに入れて濡れないように注意。
お湯は60~70度程度まで温めて薄いお皿に浸し1分放置。
冷めないうちにカードを差し込むと
無事に青いLEDが点灯して充電できるようになりました。
電圧が下がりきる前に充電しましょう(さらに劣化が進みそうですが)
(とりあえずは)めでたしめでたし...
でもカードは交換できるときに交換してもらいましょうねー