image

この髪形にしてもう7年ぐらいになります。


最近はお客様に、髪型をほめていただいたりします。すごく嬉しいことです。


私は天然パーマで、前髪だけはストレートパーマをかけています。


この髪形、ほめていただけるようになり、ようやくこの年齢で、自分の髪の毛、髪型を少しだけ好きになったような、そんな気がします。



髪質はもちろん、子どものころから一緒です。


小学一年生の時に六年生の男の子に髪の毛のことをからかわれて以来、中学2年生ぐらいまで、もうずっと長年、髪の毛のことで、ひどい目にあいましたね私は。


もちろん子供なので、今みたいにセットしたりワックスつけたりできなかったけど。


見て!と私を指をさして笑ったり、わざわざ違うクラスから私を見に来たり、ひどい似顔絵を描かれたり、私を見て笑い転げたり、

いろんな、髪の毛がカールだという事に関連したあだ名もつけられましたね。。。大仏とか^^;


友達の家の前を通っただけで、家の中から大声でパーマ!パーマ!って叫ばれたり^^;

パーマ、、、なんて、今となればなんの変哲もない単語なんですけどね。

そんな髪の毛でかわいそうやね。。。。と女の子の友達にはなぐさめられ、、、かわいそうなのかな私はと、その当時は真剣に思っていましたもんね。

美容院に行っても、仕上げのブローをめんどくさがられたこともあります。


辛かったです。


その当時の私は、走るのが早かったので、それひとつだけでも自分に自信があることがあり、かわいそうじゃない。だからいじめられずに来れたんだと思います。


思い悩んで、学校に行きたくない、、、とかにはならなくて良かったと思います。

ふつうはあれだけ毎日人に笑われたり、自分のことを見て内緒話されたり、からかわれたり、気がめいりますよね。


お笑いの、ノンスタイルの井上さんとか、ほんと、メンタルの強さ、尊敬します。



最近は嘘みたいに、その髪の毛いいね、とか、うらやましい、とか言ってもらえます。


やっとです。自分の髪の毛がかわいそうじゃないと自分で思うまでには何十年とかかった気がします。


暗いお話になってしまったかもしれないけれど、この話は今では、自分の心を強くしてくれたいい思い出でもありますし、笑い話のように話しています。


人は見た目ではないというけれど、自分の見た目はやはり、人一倍気にしてしまいますね。

だから雨の日が嫌いなんですよね。


雨の日の髪の毛が決まらないというネタ、これからも何度も登場すると思います。そのネタが面白くて好きってお客様や友達にも言ってもらえます。


もういい大人なので髪の毛のことで笑われても、もう泣いたり悩んだりしないですよ(^∇^)今はとても気に入っています。




kumiko。