昨日は毎月行われている合同勉強会でした。
この勉強会は、やまぎわ整形外科、なか整形外科、げん氣整骨院、と資格の枠を越えたセラピストが集まり、その他にもアスレティックトレーナー、鍼灸師、柔道整複師など様々な先生に参加していただいております。
今回は、やまぎわ整形外科から3名の先生方に
「肩関節脱臼のバンカートOPE法について」
脱臼のメカニズムの理解や鏡視下バンカートOPE法の理解を中心に発表していただきました。
その中では肩関節のOPE法について3種類に分けた分類で、それぞれの比較を説明していただき、改めて考えさせていただけました。
まずはリハビリテーションを行なっていく上で、一般的に言われているからといって、始めからそう決めつけて考えてしまってケースが多いということ…
例えば肩関節のOPE法では、固定力が高く再発防止には成果があるが、外旋可動域に制限が残りやすく、パフォーマンスの妨げになると考えられる方法があります。
今回ディスカッションの議題になったことは、「ナゼ外旋制限が残ると言われているのか?」でした。
構造的に外旋制限が残る方法で無いのなら、他に制限の原因になっているファクターがあるからです。
可能なやり方を考えて、その原因に対してのアプローチをしていけば、制限が残ることが当たり前ではなくなるのでは?
この様に固定観念から、一歩離れたとこから考えていくことが、また新たな可能性を産み出せるのだと感じます。
来月から9月にかけては、講習会や勉強会続きです。シッカリ学んで日々に活かしていきたいと思います。
合同勉強会は来月は8/27に行われます。
次回は実際にリハビリテーションプロトコルについて考えていきます。興味のある方々は是非一度お問い合わせください。