あろうことか人事が泣いてしまった、夏のインターンシップ | 泣き虫人事の新卒採用ブログ

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「ゲームの力で世界に幸せを」をミッションとする株式会社アカツキ新卒採用担当小能の個人ブログです。
もうすぐ30歳ですが、感極まりやすくて困っています。日頃の雑感などをつらつらと綴ります。

こんにちは。アカツキ新卒採用担当の小能です。

8月8日~10日、総合職向けサマーインターンシップ
「ACE~Akatsuki Challenge to Entrepreneur」が無事に終了しました。

「泣き虫採用担当のブログ」として今日から始めてゆきます。
ゆるりとおつきあいください。笑

インターンを振り返り、想いを綴りたいと思います。

◆超優秀な学生にとって、インターンの3日間を
 人生長い目で見て、忘れられない3日間にする。


アカツキが求める学生人物像(総合職)。

・憎めない壮大な目標があって、
・これまでも何かに全力で向かってきて、
・本質にたどり着く思考力があって
・かつ、思いやりをもった人間性を兼ね備えている。

最高に熱量が高くて優秀な、かつ思いやりのある仲間を求めています。

合同説明会やイベントに何度も足を運び
10数回にわたる自社説明会を行い、
グループワークも二次面接もほとんど全て自ら行いました。

その中で、出会う事の出来た36名の学生達。


もちろん、彼らは多くの企業からもオファーももらい
夏だけでも数多くのインターンシップに参加することになる。

外資コンサルや新進気鋭ベンチャーも競合となる。

"中でも群を抜いて人生に影響を与えるきっかけとなる3日間にする"

上記への思いと覚悟をもって、準備をしてきました。
(詳細の考え方は割愛します)

◆未来社会を想定した、"超難関"事業立案

未来社会で浸透されることが予測される「IoT」の分野において
3日間事業立案を行い、最前線で働く投資家にプレゼンを行う。

合計50億の資金に対し
どれだけ調達できるかを競い合うコンテスト。


webサービス運営者、起業準備中、ビジコン代表、
映画監督、NPO幹部、学生団体代表

様々な腕自慢が、チームを成し、
賞金50万円をかけて競い合いました。


◆"成長"と"つながり"のある組織 アカツキの組織ポリシーを体現

ACEKPT

 ・Good and New(24時間以内にあった新しい事良かった事の共有)
 ・KPT (Keep(維持),Problem(問題),Try(挑戦)に振り分け)
 ・2ストライク2ボール(長所、改善点の相互フィードバック 

 アカツキ社員であるということ。
 それは1年で1人あたり1億円相当のバリューを出すということ。
 徹底的な自律をしたプロ意識をもった上で、思いやりをもって働くこと。

 毎日密度高く"成長""つながり"をもって働ける
   そんな日常を
体感できるプログラムを用意。

◆"コトに全力で向かい、走りきる"という何事にも代え難い力

頑張るF

頑張るC

「他校の優秀な学生を蹴散らしてNO1をとってやる」
 そんな思いをもって参加した、ある種天狗な学生たちが
 経営者によるフィードバックをへて、素直な学生にもどってゆく。

 誰に、どんな価値を、どのように提供して、どんな世界を創造するのか。

 このシンプルな課題に向き合い
 2日間ずっとブレストをし続けるも、一向にまとまらない。
 ロジカルシンキングやITの専門的な知識やビジネスのフレームワーク。
 様々な活用はされてゆくが、まとまらない。

 2日目の夜の段階で、事業プランが定まっているのは
 6チーム中1チームのみ。

「明日の15時、このまま悔しい思いをするのは絶対に嫌」
「チームが一丸となって全力を出し切れていない。
 なんとか変えてゆきたい」


 必死の形相でメンターに相談をはじめる。
 チームメンバーが、お互いの夢や、ホンネを話しはじめる。

 ただの役割分担じゃない、一体感が生まれてくる。

頑張るA

 全国バラバラの環境で熱量を注いできた学生達が
 意志を宿した1つのチームとして形成されてゆく姿は、
 本当に嬉しかった。

 "コトに全力でむかう"

 それ以上に美しく逞しいものはないと、
 本当に肌で感じた瞬間でした。

◆投資家の皆様への事業プレゼンと愛のあるメッセージ

2時間前までプランが決定しないチームもある中、
全チームプレゼン資料を無事に完成。

3日目15時、いよいよ審査会となりました。

ACE審査員

 
 数々のスタートアップを見極め応援する
 一流の投資家たちや起業家達のメッセージは暖かくも厳しい。

 「競合大手が同様のサービスを出してきた時に、勝てる要素は?」
 「この商品を売りつける?そんな表現をするチームに、投資したくない」
 「チーム全員が、このビジネスの可能性を信じているのか、
  本当にやる覚悟があるのかが、伝わってこない」

ACE発表

 発表E

 見られているのは、プランの出来不出来のみではない。
 数々の困難をこえて実行してゆく覚悟があるのか。


 プランの精度だけではなく、それを実行してゆく"人"に、
 "チーム"に投資している事を強く感じるフィードバックでした。

◆言葉が出なかった、総括

 18時、結果発表。

 優勝はパーソナライズ化粧品メーカー「美肌プリンタ」を提案した
   Eチーム。歓喜するチームと、悔しがるチーム。

 総括において前にたった時、
 視界にはいったのは、悔しすぎて、号泣している学生。
 あれほどまでに自信満々だった学生達が何人も。

 これって、全力コミットした人だけが味わえる醍醐味やと思う。

 なんか、言葉が出なかった。

 このインターンシップを設計するにあたり
 何度も命を吹き込んでくれたパートナーがいました。

 人事はヒトのコトとかく。

 会社の根幹をなす人を形成する仕事であり
 人の事を誰よりも深く思って、細部にその思いを宿らせて
 経営者が社員が求職者が、気持ちよく全力を出せるよう支援する仕事。

 そして新卒採用は、多くの選択肢から
 人生をかけた社運をかけた握手をかわしあう仕事。
 ベンチャーにおいては、3~5年後の成長を最も担う仕事。

 もちろんプログラムの設計などの根幹要素はあるが、
 それはできて当たりまえ。
 懇親会のビールが冷えているかどうかとか、
 夜遅くまで働いていても、朝早くに机が整っているか。
 細部にまで思いを込められないと
 新卒を大切にする思いは何も伝わらない。


 結局は心が通じ合った者同士がつながる。
 だからこそ自身がアカツキを全身全霊を込めて体現してゆく。
 そんな見えない資産を、どれだけ込めるかで
 学生のコミット度も変わってくる。

 だから目の前で、本気で泣いている学生をみた時、言葉が出なかった。
  
◆アカツキの人事として芽生えた自覚

 アカツキのファーストゴール
 2018年に
アジアを代表する会社になるという目標があります。

 つまり、その頃には自身も
 アジアを代表する人事に既になっていなきゃ困る。

 その本随にたどり着くには
まだまだ修行が必要ですが、
 一つ思えた事があります。


 世の中には、優秀でキレッキレの人事はたくさんいる。
 けど、本気でぶつかってくる人の想いには、全力で答え続ける
 "人を想う"その事については、誰にも負けたくない。

 ひたむきな学生がそう思わせてくれたインターンシップでした。

 そして、今回のインターン生が、めちゃめちゃ可愛いし、
 そのコミット度やひたむきさ熱量の大きさに、純粋に尊敬できた。
 本気でひた走る、アカツキの精神を感じた。

 こんな仲間と、全力で仕事してゆけたら、本当に楽しいやろなって
 心からわくわくできた。

翌日、facebookやメールに、いろんな連絡が。

本当に四六時中課題に夢中になれる
 そんな人々がそろっていて純粋
に尊敬しました」
ここまで自分が負けそう、くじけそうと感じれる仲間と殴りあえた、
 闘いあえたことが初めてで、正直心から感動しています!
 一方で自分の不甲斐なさ、能力不足に憤りも感じています
これからは、周りの人に対して敬意をもって向き合い、
 自分を過信せず、できることを全力で取り組むスタンスを貫きます」
何事においてもやり切れなかったという意味で
 涙は流さない
ように人生全力で過ごします」
「アカツキ社員は、優しかった。その優しさが、
 時にプレッシャーになるし、助けになるし、
励みになる。
 単純にこんなところで働いてる人は幸せなんじゃないかなと感じました」 

インターンシップが終わったら、いろんなメッセージがとんできて、
そんなん言われたら、「泣いてまうやろー」です。

ACE集合

インターンに参加してくれたみんな、本当にありがとう。
自身にとっても、貴重な3日間になりました。
道に迷ったらいつでも連絡ください。

そしてご協力いただいた数多くの皆様、本当にありがとうございました。

今後が思いやられますが(笑)
今後も泣けるくらいに、本気で仕事に向き合う事をちかって
このブログを開始したいと思います。