キュン、とするんです。



転職前に、体の故障部分を治しておこうと、

医者通いが続いてます。

結構、メンテをさぼっていますからねぇ。



今日で歯医者が終了しました。


特に痛いわけじゃないんだけど、

以前別の歯医者に虫歯があるといわれたし、

歯石をとってもらおうと思った訳なんですけども。


職場の歯科診療所がとっても評判よく、

実際、親身だし、感じがいいし、技術もよさそう・・・。


だけど、治療が終わった今、歯痛で泣いている私。

ええ、終了したのに、痛いんです。

痛くなかったものが、痛いんです。

サラダやゼリーの酸味に、身悶えてます。


どうやら、歯石という着ぐるみをはがされ、

裸になった歯が、外側からの刺激に敏感になっているらしいのです。

数日で治るものらしいですけど、

えーん、食べにくいよぉ ( p_q)



それにしても、歯医者というものは、

いくつになっても行きたくないものです。

あの扉を開けなくて済むものならば、何でもする!と

ドアノブに手をかけるたびに思うのだけど、

日々の歯磨きはそこそこで終わっちゃうんだよねぇ。


歯をウィーンとやられている間に、

一生懸命考えていました。

なぜ、ヒトは歯医者が嫌いなのか。


子供の頃、親から刷り込まれているのか。


いや、違うと思う。

先入観ゼロで来ても、本能的に危険を察知するに違いない。うん。


むやみやたらに明るく演出している室内と裏腹に、

小型ドリルを手に向かってくる先生の目は笑ってない感じ。

自分の口の中が、一体どのような状態になっているかわからず、

綿を入れられたり、謎の紙片を噛まされたりして、

完全に相手に主導権を握られている感じ。

詰め物は、明らかに自然のものじゃない味がするし。

そして何より、耳元で聞こえる、あの回転音ですよね・・・。


歯医者に行くと、普段は眠っているであろう、

動物としての第六感、「危機感」を察するのでしょうね。

そこでは、理性が負けてしまうわけです。きっと。



歯科医療機器メーカーは、

あの音や味の品質改善への意欲はないのでしょうか。

あれが改善されれば、もっと患者さんも来易くなり、

リターンもあると思うのだけどなぁ。


・・・とまぁ、怖かったもので、

気を紛らわせようとそんなことを考えていたのでした。


もう二度といかないようにしよっと。